スーパーやっちさんのひとこと日記

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2013/03/08 22:29

やっちの重賞回顧録[報知杯フィリーズレビュー(G?)]

11 R: 第29回報知杯4歳牝馬特別(G2)

1995年3月19日 3回京都8日目サラ系4歳オープン牝○指(定量)

着順	枠番	馬番	馬名	性齢	斤量	騎手	タイム	着差	単勝	人気	馬体重	調教師
1	1	2	ライデンリーダー	牝4	54	安藤勝己	1:21.8		3.5	2	448(0)	[地] 荒川友司
2	8	16	エイユーギャル	牝4	54	四位洋文	1:22.4	3.1/2	2.8	1	452(-4)	[西] 古川平
3	1	1	タニノルション	牝4	54	河内洋	1:22.4	クビ	15.1	5	498(-6)	[西] 森秀行
4	3	5	マークプロミス	牝4	54	武豊	1:22.5	1/2	4.1	3	486(-4)	[東] 尾形盛次
5	7	13	レイナロバリー	牝4	54	上村洋行	1:22.5	アタマ	19.5	7	448(-2)	[西] 瀬戸口勉
6	7	14	カリーノ	牝4	54	村本善之	1:22.6	クビ	25.6	8	404(+2)	[西] 小林稔
7	5	9	ウエスタンドリーム	牝4	54	菊沢隆徳	1:22.9	2	29.1	9	440(-4)	[東] 柴田欣也
8	3	6	サンエムエンプレス	牝4	54	幸英明	1:23.0	1/2	329.1	16	458(0)	[西] 松田正弘
9	5	10	マキシムシャレード	牝4	54	松永幹夫	1:23.0	ハナ	14.3	4	436(-10)	[西] 清水久雄
10	8	15	キタサンサイレンス	牝4	54	西浦勝一	1:23.1	1/2	227.5	15	446(+4)	[西] 野元昭
11	6	12	タケノアイリス	牝4	54	本田優	1:23.1	クビ	125.6	12	454(-6)	[西] 星川薫
12	2	3	オトメノイノリ	牝4	54	南井克巳	1:23.2	1/2	15.5	6	414(-6)	[東] 尾形充弘
13	4	7	ステンレスダンサー	牝4	54	猿橋重利	1:23.6	2.1/2	62.4	10	442(-8)	[西] 高橋隆
14	4	8	ヤマニンアリーナ	牝4	54	安田康彦	1:23.6	ハナ	71.7	11	424(0)	[西] 浅見国一
15	2	4	アーケエンジェル	牝4	54	石橋守	1:23.8	1.1/4	128.7	13	442(-4)	[西] 瀬戸口勉
16	6	11	スターセレッソ	牝4	54	久保田英	1:24.0	1.1/2	135.4	14	466(-8)	[西] 田所秀雄

払い戻し

単勝	2	350	2
複勝	2 16 1	180 120 360	3 1 7
枠連	1 - 8	540	1
馬連	2 → 16	730	2

　今週の重賞はこのレースが注目だと思います。桜花賞TRフィリーズレビュー(G?)です。

　先週は、チューリップ賞(G?)では、チューリップ賞の存在意義を大きく変えた馬としてマックスビューティ(1987年桜花賞・オークスの2冠牝馬)を挙げました。

　先週のレースの存在価値が上がる中、このレースの経由馬も『何とか一矢を報いて欲しい』という記憶を残してほしいものです。

　その記憶に大いに残るレースとして、1995年を取り上げます。この年は、未曾有の阪神・淡路大震災が近畿地方を襲った年として記憶に残っていると思います。
　この年の勝ち馬は、笠松の快速ヒロイン、ライデンリーダーです。このレースの鞍上は安藤勝己騎手です。

　レースは、ウエスタンドリーム・マキシムシャレードが引っ張るペースで進んだ。1番人気のエイユーギャルは、好位3番手。ライデンリーダーは、初めての芝に前半は戸惑い8?9番手だった。

　直線に入り、残り300mを切った辺りで人気のエイユーギャルが堂々先頭に立ち快勝かと思われた矢先、大外から「爆発的な末脚」が淀の直前を切り裂いた・・・。そう、ライデンリーダーであった。抜け出てからあっという間に3馬身半を付ける圧勝だった。実際に見ていたファンのみならず、競馬関係者の全てが『度胆を抜かれる』シーンにどよめいた。
　　
　このレースが、安藤勝己騎手の人生の『転機』とでも呼べるレースとして大いに競馬ファンの中に留めて欲しいものである。

　また、ライデンリーダーは、中央G?制覇こそ成らなかったが、牝馬3冠(桜花賞・オークス・エリザベス女王杯(注：この翌年から、牝馬3冠目は秋華賞に変わった))の全てに出走し、完走したのである。
　これは、地方所属馬として唯一成し遂げた快挙でもある。

　中央(JRA)の所属馬でもなかなか叶えられない記録だけに、地方競馬として『挑戦の跡』として大いに誇って良いと思う。
(※概ね、1世代で3歳3冠(牡馬・牝馬問わず)の全てに出走するのは、およそ牡・牝合わせて10頭位という事を考慮すると分かるだろう。)

マックスビューティ
ヒロイン
ライデンリーダー
ウエスタンドリーム
マキシムシャレード
エイユーギャル

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スーパーやっちさん

⇒SK－Ⅱさん、コメント&『いいね！』ありがとうございます。

　実は、他にもこのレースから名馬への階段を歩んだ馬はいます。でも、先月に安藤勝己騎手が引退しました。そんな事も有り、このレースを取り上げました。

　また、当時の実況アナウンサーも『まさかこんなに強いとは！』という想いが声に現れていたのも、印象的でしたね。

2013/03/09 07:44
SK－Ⅱさん

なるほど、やはりと言いますか、これは外せないですよね。
私はこの当時はまだほんのこどもだったので、生では見させてもらってないのですが
このレースの映像は、何十回と見た記憶があります。

冷たい春風のようにほんのりと桜の香り、４歳牝馬特別。
関西テレビアナウンサーの名調子も冴え渡っていますし
何より、安藤勝己騎手と共に中央に殴りこんできた、笠松のおてんば娘
ライデンリーダーの怒涛の末脚は、何度見ても非常に味わい深いものがありますね。

2013/03/09 00:48
SK－Ⅱさんがいいね！と言っています。

2013/03/09 00:47

スーパーやっちさん

やっちの重賞回顧録[報知杯フィリーズレビュー(G?)]

第29回報知杯4歳牝馬特別(G2)

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