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2013/03/29 20:16
やっちの重賞回顧録[ダービー卿CT(G?)]
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第30回ダービー卿チャレンジ(G3)
1998年4月11日 3回中山5日目 サラ系4歳以上オープン ○混□指(別定)
着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 単勝 | 人 気 |
馬体重 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 2 | ブラックホーク | 牡5 | 56 | 岡部幸雄 | 1:34.3 | 3.8 | 2 | 518(-6) | [東] 国枝栄 | |
2 | 8 | 11 | ケイワンバイキング | セ6 | 57 | 横山典弘 | 1:34.6 | 1.3/4 | 2.4 | 1 | 450(-6) | [東] 奥平真治 |
3 | 5 | 5 | エイシンガイモン | 牡6 | 58 | 武豊 | 1:34.9 | 1.3/4 | 7.8 | 4 | 458(+2) | [西] 加用正 |
4 | 1 | 1 | ランフォザドリーム | 牝5 | 54 | 河内洋 | 1:34.9 | ハナ | 13.0 | 6 | 510(0) | [西] 田中耕太 |
5 | 4 | 4 | シャドウクリーク | セ6 | 57 | 橋本広喜 | 1:35.0 | クビ | 14.7 | 7 | 462(-8) | [東] 藤沢和雄 |
6 | 7 | 8 | ホッコービューティ | 牝5 | 54 | 熊沢重文 | 1:35.0 | ハナ | 9.2 | 5 | 462(-2) | [西] 橋本寿正 |
7 | 7 | 9 | マイネルマックス | 牡5 | 57 | 佐藤哲三 | 1:35.5 | 3 | 7.8 | 3 | 476(-4) | [西] 中村均 |
8 | 6 | 6 | ヤクモレインボー | 牡8 | 57 | 柴田善臣 | 1:35.5 | クビ | 59.3 | 10 | 506(0) | [西] 増本豊 |
9 | 8 | 10 | ユウキフジ | 牡5 | 56 | 武幸四郎 | 1:35.6 | クビ | 28.0 | 8 | 478(+4) | [西] 西橋豊治 |
10 | 6 | 7 | マイネルブリッジ | 牡7 | 59 | 藤原英幸 | 1:36.6 | 6 | 36.6 | 9 | 510(-2) | [東] 伊藤正徳 |
11 | 3 | 3 | ダイワルベール | 牡7 | 57 | 大塚栄三 | 1:37.6 | 6 | 335.8 | 11 | 512(-6) | [東] 蛯名信広 |
払い戻し
-
単勝 2 380 2 複勝 2
11
5140
120
1802
1
4枠連 2 - 8 490 1 馬連 2 → 11 530 1
今週は、3月末というより4月の初めの時期の重賞といった方がしっくりくる(?)2発です。
まず1発目は、マイル路線のStep Raceである、ダービー卿CT(G?)です。
ダービー卿と言えば、バンベリー卿とのコイントスに競り勝ち、「3歳最高峰のレース」のみならず、「順位が付く競走」の事を指す言葉として定着しました。
(※いい例は、大橋 巨泉・徳光 和夫両氏が司会を務めた某番組です。)
そのダービー卿CT(G?)の思い出は、1998年です。この頃のこのレースは、実は「別定斤量」の条件でした。
その年の勝ち馬は、ブラックホークでした。レースは、ケイワンバイキング(前走、東風S(OPEN))を圧勝した勢いでここでも逃げの手を打ちました。その逃げは、直線に入る前には、5馬身近い大逃げとなり、圧勝気配も漂っていました。
でも、その大逃げを図ったように差し切ったのが、ブラックホークでした。
ブラックホークのデビュー当初を覚えているファンなら思い出されるのは、「とにかくデカい」まるで、馬車馬のような大柄な体格の馬です。管理していた国枝調教師でも、「重戦車」という表現をしていたほどです。
私は、後には、スプリンターズS(G?)と安田記念(G?)の短距離G?を2勝挙げたNureyev産駒の代表馬となるほどは思えなかったのですが、この世代の代表馬になれるくらいの可能性を秘めた馬だったのは、印象に残っています。
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あと、この結果を見て「ピン」と来たファンがいるかも知れませんが、余談を。実は、この勝利は、金子 真人氏(現在は、(株)金子真人ホールディングズ 名義に変更)の「初重賞勝利」となったレースです。
後に、ディープインパクト等を所有する有名オーナーとして知れた金子氏の初重賞勝利の馬がこの馬という事ですが、私は、「オーナー感覚」と「時代を読む勘」が鋭いと感じるオーナーという印象があります。