やっちの重賞回顧録[皐月賞(G?)]

　遅まきながらですが、今回の皐月賞(G?)の回顧録を記載します。

　今回の思い出の皐月賞は、1997年です。

　レース決着は、1着：サニーブライアン(11番人気)、2着：シルクライトニング(10番人気)の大波乱でした。

　この年のレースをあげたきっかけは、2つあります。

[?]大魚を逃した悔しさが募っているから
　皆さんは、昔のレースの予想を覚えていられますか？　私は、そこそこ覚えていられます。というより、覚えているようにしています。

　実は、この年の本命は、◎シルクライトニングです。
　理由は、1番人気のメジロブライトの前走(スプリングS(G?))とシルクライトニングが勝ったレース(若葉S(OPEN))のレースラップです。

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【私の昔の脳内ヌード】

スプリングS：13.1 - 12.1 - 12.5 - 12.6 - 12.3 - 12.3 - 12.2 - 12.3 - 12.8
(勝ちタイム：1.52.2s(稍重))

　　　若葉S：12.5 - 11.5 - 12.5 - 12.5 - 12.3 - 12.0 - 12.2 - 12.8 - 12.5 - 13.1
(勝ちタイム：2.03.9s(重))(※芝1800m通過時点：1.50.8s)

この表を見比べて単純に、馬場が圧倒的に重いのにもかかわらず、1800m通過タイムにしても、1F平均を比べても圧倒的に、若葉Sの方が素晴らしく強いと思った。
　片や、人気は桁違いに若葉S組が無い。
よって、◎は若葉Sの勝ち馬シルクライトニング。
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　これが、私の、◎シルクライトニングを付けた理由です、
　でも、終わってみれば、それ以上に若葉Sで厳しい先行で揉まれたサニーブライアンを何故か消していたのです。
　それ以来、悔しさが募りだす記憶が蘇ります。

[?]このレースの思考回路をこのレース限りでStopさせたことで、ダービーの決着を読めなかった想いが蘇って来るから

　[?]で挙げた通り、そのレースの予想をしたら、次への予想の事へ頭を向けていますか？これは当時の私は、「ＮＯ！」と答えていたと思います。

　その私を、コペルニクス的転回させるのに十分な結末があったのです。それが、その次走のダービー(G?)です。

　結果/1着：サニーブライアン、2着：シルクジャスティス

それだけではありません。3冠目の菊花賞は、

　結果/1着：マチカネフクキタル、2着：ダイワオーシュウ

　まだ、あります。その年の皐月賞の結果は、
1着：サニーブライアン(若葉S4着)
2着：シルクライトニング(若葉S優勝)
3着：フジヤマビザン(若葉S2着)

つまり、1997年の3冠全てで皐月賞TRで若葉S以外の皐月賞TRに出た馬が全て人気を裏切る1年だったのです。

　それ以来、私は
(1)1年を通じて予想をまとめて考える事を意識する
(2)レース直前の新聞を見ない段階でも考える

　を重賞(特にG?戦線)では、非常に意識するようになりました。