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2013/04/19 23:47
やっちの重賞回顧録[読売マイラーズC(G?)]
今週2つ目の投稿は、安田記念(G?)の前哨戦の読売マイラーズC(G?)です。
以前は、2月(3月)の行われた時期もありました。ところが、安田記念の前哨戦という性格を明確にする為、2000年より4月に移行しました。
今回選んだのは、2003年です。勝った馬は、いま旬の種馬となったローエングリンです。
レース当初、何の変哲も無いものと思われたのですが・・・、凄まじい展開が現出しました。
レギュラーメンバー(芝の出走が、3年振り!)が、まるで暴走機関車の如く逃げたのです。前半4Fは44.3s、前半5Fは55.9sという、「芝1600m戦史上最速」の前半ペースで展開しました。ローエングリンは、人気ということもあり、大逃げ馬を遠目に見る2番手で進行しました。
慣れない展開に加え、マークする有力馬に、1歳上の2冠牝馬テイエムオーシャンがいました。
3コーナー前では、「逃げ馬?2番手の馬身差」が「2番手?殿までの馬身差」より大きくなりました。
4コーナーに差しかかる頃は、後続が一気に差を詰めるが、差し馬の餌食になる展開でしたが、当時の充実中の彼には、問題ないまま勝ちました。
レース決着後も凄まじい光景が現出しました。勝ちタイムは、何と(!)1.31.9s。新潟・中山に続く史上3場目の1分31秒台でした。
現役時代G?を勝てなかった彼でしたが、「最もG?勝ちが見えた」勝利でした。