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2013/05/04 17:08

やっちの重賞回顧録[NHKマイルC(G?)]

11 R

第1回NHKマイルカップ(G1)

1996年5月12日 3回東京8日目 サラ系4歳オープン  ○混 牡・牝○指(定量)




馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 単勝
馬体重 調教師
1 4 7 タイキフォーチュン 牡4 57 柴田善臣 1:32.6 11.8 4 486(0) [東] 高橋祥泰
2 2 3 ツクバシンフォニー 牡4 57 横山典弘 1:32.7 3/4 6.8 2 472(+8) [東] 伊藤正徳
3 1 1 ゼネラリスト 牡4 57 ロバーツ 1:32.9 1.1/4 16.7 7 500(-2) [西] 山本正司
4 3 5 ヤシマキャプテン 牡4 57 岡部幸雄 1:33.1 1.1/2 15.4 6 526(-4) [東] 松山康久
5 3 6 スギノハヤカゼ 牡4 57 田島裕和 1:33.3 1 10.5 3 464(0) [西] 鹿戸幸治
6 5 10 ヒシナタリー 牝4 55 角田晃一 1:33.4 1/2 21.4 10 460(+8) [西] 佐山優
7 2 4 セイントリファール 牡4 57 武豊 1:33.5 3/4 18.6 9 438(+2) [西] 大久保正
8 6 12 エイシンガイモン 牡4 57 南井克巳 1:33.7 1.1/4 12.0 5 438(+4) [西] 加用正
9 8 18 プラウドマン 牡4 57 清山宏明 1:34.0 2 213.7 17 460(-4) [西] 中村均
10 1 2 ユノペンタゴン 牡4 57 河内洋 1:34.2 1.1/4 71.3 14 438(+2) [西] 浅見秀一
11 7 14 キングオブケン 牡4 57 的場均 1:34.3 1/2 57.7 13 460(+4) [西] 高橋隆
12 8 17 シロヤマボールド 牡4 57 坂本勝美 1:34.4 3/4 24.1 12 476(+2) [東] 佐藤勝美
13 5 9 バンブーピノ 牡4 57 渡辺薫彦 1:34.5 1/2 17.2 8 486(0) [西] 沖芳夫
14 8 16 ファビラスラフイン 牝4 55 藤田伸二 1:34.7 1.1/2 2.3 1 450(+4) [西] 長浜博之
15 4 8 ルグリエール 牡4 57 蛯名正義 1:35.0 1.3/4 23.2 11 440(0) [東] 松山康久
16 6 11 スキーミュージック 牡4 57 芹沢純一 1:36.1 7 76.9 15 474(-10) [西] 鹿戸幸治
17 7 13 ロックホルト 牡4 57 中舘英二 1:36.6 3 195.1 16 442(-2) [東] 高橋裕
18 7 15 ワイルドバッハ 牡4 57 吉永護 1:37.6 6 219.0 18 450(-6) [東] 元石孝昭

払い戻し

単勝 7 1,180 4
複勝 7
3
1
390
210
510
5
2
9
枠連 2 - 4 1,870 7
馬連 3 → 7 2,950 11

 今週は、NHKマイルC(G?)です。このレースは、1996年に当時増えゆく一方だった外国産馬への出走舞台を設けようという目論見から生まれたG?レースです。

 今回の回顧録は、その第1回目となる1996年を取り上げます。

 先ほど、『当時増えゆく一方だった外国産馬』とありましたが、この年の外国産馬は、18頭中、14頭いました。
(※この外国産馬の事を競馬新聞の馬名の上の表記を文字って "マル外"(○外)と呼んでいました。その事がきっかけでこのレースの創設当初のあだ名は、『マル外(○外)ダービー』とマスコミ記事にはよく書かれていました。)

 レースは、"非"外国産馬の中の1頭、バンブーピノがハナを切り、本命のファビラスラフィンが追走しました。レースは、バンブーピノが飛ばす展開。まずまずのペースと思ってみていたのですが、何と(!)前半5Fが、56.7sという超High Paceでした。

 そうなんです。知らず知らずのうちに暴走機関車の如く逃げたバンブーピノに全体が吊られてペースが上がったのです。

 そのレースは、直線では、バンブーピノと追走したファビラスラフィンが共に失速する中、伸びたのが、タイキフォーチュンツクバシンフォニー
 競り合いは、タイキフォーチュンが追い込むツクバシンフォニーを抑えて勝ちました。


 そして、このレース直後のシーンこそ、私が忘れられないシーンとなります。

 優勝タイムは、1.32.6sです。レース実況も、『3歳春にして、あの(!)オグリキャップの持つレコードに0.2s差です!』という実況も忘れられません。

 当初、『時計が壊れたのか?』と本気で思ったほどです。そして、東京競馬場で観戦していたファンも歓声が凄まじいもので、地響きが凄くTVのカメラが揺れそうになるほどの衝撃シーンが現出したのです。

 私にはこのレースに出た馬が、『血の通った競走馬』でなくまるで『サイボーグ』のように思えました。

 今となっては、懐かしい『マル外(○外)ダービー』と呼ばれし頃のレースでした。

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  • スーパーやっちさん

    ⇒最狂の厩務員さん、コメントありがとうございます。

     確か、1996年〜2001年まで6年連続で1・2着(連対圏)が全て「○外」でしたね。
     その中で "非"○外が出走するのは、クラシックで優勝出来るほどのクラスの馬でなければ、『わざわざ討ち死にに出るようなもの』という雰囲気が出ていたのも懐かしいです。

     その中で、サクラスピードオー(1996年クラシック世代)は、数少ないスピードスターの一角を担えたと思います。

    2013/05/04 19:59 ブロック

  • スーパーやっちさん

    ⇒RA272さん、コメントありがとうございます。

     懐かしさで興奮しますね。その気持ち、よく分かります。

     このレースを機に外国馬の血統にも精通するようになったのも、レース創設の副産物ですね。特に、快速Northern Dancer系やMr.Prospector系の種牡馬が多く知れるようになりましたね。

    2013/05/04 19:53 ブロック

  • 最狂の厩務員さん

    出たかったです、このレース。
    うちの馬か、サクラスピードオーのどちらかだけが出走して
    いれば、マル外ダービーなんて呼ばせなかった。(と思う。)
    想い出深いレースです。

    2013/05/04 18:25 ブロック

  • RA272さん

    懐かしすぎて軽く興奮しますねこれ。
    今思うと2、3着馬はデインヒル産駒ですね、やっぱり優秀な種だなぁ。
    それにこの時代はまだLyphardの直仔やシービーの産駒が…

    2013/05/04 17:23 ブロック