ヴィクトリアマイル(見解) [続き1]

　今回も危険を書くよ。

馬券の4頭を挙げた馬は、全て『現4歳世代』にしました。必然的に、今回の危険は、

【危険(ドボン)】：現5歳世代全部　(中でも、マイネイサベル、オールザットジャズ)

今回のポイントは、昨年11月のエリザベス女王杯(G?)は、

優勝：レインボーダリア(牝5)
2着：ヴィルシーナ　　(牝3)　 (※年齢は、当時のもの)

と全盛であるはずの4歳が連絡みしませんでした。

　その世代(現在の5歳世代)の馬は、以後「成長の乏しくなり続けるリスク」を背負ったまま
競走生活を続けるのを意識しなくてはなりません。

　その前年エリザベス女王杯(G?)で4歳時代に連対馬を輩出できなかった世代が、
5歳以降にG?連対を果たした牝馬は、以下の通り。

1999年　エリザベス女王杯　優勝：メジロドーベル(牝5)
　　　　　　　　　　　　　　　　　2着：フサイチエアデール(牝3)
⇒2000年：★ファレノプシス　エリザベス女王杯(G?)優勝　


2008年　エリザベス女王杯　優勝：リトルアマポーラ(牝3)
　　　　　　　　　　　　　　　　　2着：カワカミプリンセス(牝5)
⇒2009年：△ウオッカ　ヴォクトリアマイル(G?)優勝など　＋　G?2勝
⇒2009年：△クイーンスプマンテ　　エリザベス女王杯(G?)優勝


2009年　エリザベス女王杯　優勝：クィーンスプマンテ(牝5)
　　　　　　　　　　　　　　　　　2着：テイエムプリキュア(牝6)
⇒2010年：★メイショウベルーガ　　エリザベス女王杯(G?)2着

【※　★・△の意味は、次の通り。
★：前年エリザベス女王杯に出走していた馬
△：前年エリザベス女王杯に出走していない馬　】

　これら★・△の計4頭のように5歳以降になってG?好走するためには、大前提と(＋α)を満たさなければなりません。

(上積みを見込む大前提)：前走古馬牡馬混合の別定G?以上のレースを前走にしている事


如何にレベルが高いかが伺えると思います！更に(＋α1)もしくは(＋α2)を満たさなくてはなりません。

(＋α1)生涯において、古馬別定牡馬混合のG?以上のレースを連対(2着)以内を満たしている
(＋α2)生涯において、古馬別定牡馬混合のOPEN特別以上のレースを2着以下に2馬身以上離して勝っている。
[※古馬別定牡馬混合のG?ならば、1馬身以上離して勝っているのが望ましい。]


　今年の現5歳世代の出走馬全体は、これらの条件を満たした馬は、1頭もいません。

私は、十把一絡げに『消去』を決め込みます。

　また、健在と思って出走した6歳以上の馬も、その5歳世代以上に成長力が無く、
「もうオバチャン」と思わざるを得ません。