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2013/06/09 04:18
やっちの重賞回顧録[エプソムC(G?)]
- 11 R
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第13回エプソムカップ(G3)
1996年6月1日 4回東京5日目 サラ系4歳以上オープン ○混□指(別定)
着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 単勝 | 人 気 |
馬体重 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 6 | 10 | マーベラスサンデー | 牡5 | 57 | 武豊 | 1:45.7 | 2.2 | 1 | 484(+2) | [西] 大沢真 | |
2 | 7 | 11 | ユウセンショウ | 牡5 | 57 | ロバーツ | 1:45.8 | 1/2 | 19.3 | 8 | 470(-2) | [西] 松元茂樹 |
3 | 4 | 5 | サイレントハピネス | 牝5 | 55 | 橋本広喜 | 1:46.4 | 3.1/2 | 4.5 | 2 | 460(-2) | [東] 藤沢和雄 |
4 | 3 | 3 | プライムステージ | 牝5 | 55 | 岡部幸雄 | 1:46.4 | クビ | 11.5 | 5 | 438(+14) | [西] 伊藤雄二 |
5 | 5 | 8 | エスプレッソトニー | 牡5 | 57 | 中舘英二 | 1:46.4 | ハナ | 41.3 | 10 | 414(-4) | [東] 加藤修甫 |
6 | 4 | 6 | マイネルガーベ | 牡5 | 57 | 蛯沢誠治 | 1:46.6 | 1.1/2 | 118.6 | 12 | 466(-4) | [東] 稲葉隆一 |
7 | 2 | 2 | タイマルティーニ | 牡8 | 57 | 加藤和宏 | 1:46.7 | 3/4 | 259.6 | 14 | 504(0) | [東] 山崎彰義 |
8 | 6 | 9 | マジックキス | 牝5 | 55 | 角田晃一 | 1:46.8 | 1/2 | 21.5 | 9 | 490(-6) | [西] 渡辺栄 |
9 | 8 | 13 | エーブアゲイン | 牡6 | 57 | 柴田善臣 | 1:46.9 | クビ | 10.5 | 4 | 480(-2) | [東] 清水利章 |
10 | 1 | 1 | ヒシワールド | 牡5 | 57 | 蛯名正義 | 1:47.1 | 1.1/4 | 8.4 | 3 | 464(0) | [東] 国枝栄 |
11 | 8 | 14 | アドマイヤゲイル | 牡5 | 57 | 南井克巳 | 1:47.3 | 1.1/4 | 45.4 | 11 | 466(0) | [西] 橋田満 |
12 | 5 | 7 | サクラエイコウオー | 牡6 | 57 | 東信二 | 1:47.3 | クビ | 16.4 | 7 | 506(0) | [東] 境勝太郎 |
13 | 7 | 12 | ハギノリアルキング | 牡7 | 58 | 藤田伸二 | 1:47.5 | 1.1/4 | 15.6 | 6 | 476(-2) | [西] 小林稔 |
14 | 3 | 4 | ミラクルドラゴンズ | 牡9 | 57 | 伊藤直人 | 1:48.1 | 3.1/2 | 143.5 | 13 | 460(-6) | [東] 大久保勝 |
払い戻し
-
単勝 10 220 1 複勝 10
11
5120
350
1501
7
2枠連 6 - 7 850 3 馬連 10 → 11 2,140 8
今週の重賞回顧録です。今週の関東圏の重賞エプソムC(G?)です。
このレースの由来は、エプソム競馬場(Epsom Racecourse)と東京競馬場との姉妹提携を1983年に組んだのがきっかけでその翌年(1984年)に重賞の仲間入りしたレースです。
レースの印象は、ダービーなどの春真っ只中の「谷間の重賞」という印象と「秋への飛躍につながる重賞」どちらもあります。回顧録は、後者のケースにしました。
「秋への飛躍につながる重賞」として選んだのは、1996年です。この年はエプソムCが『ハンデ戦 ⇒ 別定』へと条件変貌した年です。また、この年の施行日は、ダービーの1日前でした。(こちらは、意外か?!)
レースは、ミラクルドラゴンズとサクラエイコウオーが競り合い、飛ばす流れでした。有力馬では、プライムステージがその逃げ馬を見る先行位置。マーベラスサンデーが中段。出遅れたサイレントハピネスが後方グループで進みました。
直線の叩き合いは、人気のマーベラスサンデーが追い込むユウセンショウ、サイレントハピネスを封じて初の重賞勝利を飾りました。手応えは、いつでも後続が来ればそれだけ余裕を持って伸びるほどありました。
勝ったマーベラスサンデー。実は、3歳春に骨折により故障を起こし、クラシックを目指す目論見が崩れたのです。実はこのレースが、わずか6戦目という凄まじいまでの浅さでした。
後に翌年(1997年)の宝塚記念(G?)を制覇するなどの大成を予感させる初重賞勝利でした。
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【余談】今年3月下旬、彼の代表産駒のマーベラスカイザーが調整中の事故で亡くなりました。謹んでご冥福を祈ります。