やっちの重賞回顧録[アイビスSD(G?)]

　今週のもう1発の重賞、アイビスSD(G?)です。

　そう言えば、世界陸上がTVで放映中ですね。私は、このレースが来ると、オリンピックなどの陸上100m決勝を何故か頭に浮かんできます。

　それはともかく、今回選んだのは、驚愕的記録として覚えて欲しい2002年です。

　レースは、カルストンライトオが外埒にスムーズに寄り、逃げる。その後にブレイクタイムらが続々と追う展開。

　最後の叩き合いは、カルストンライトオのフル回転の脚が際立つ快勝劇でした。

　タイムは、53.7s。未だに破られていないレコードです！

　更に、このレースで叩き出した200m毎にラップは、以下の通り。

　12.0 - 9.8 - 10.2 - 9.6 - 12.1

　2度も1f(ハロン)9秒台を叩き出したのです。これも過去に叩き出した事のある馬が、カルストンライトオ唯1頭なのです。

　この記録を見るたびに、レコードを更新する馬・3度の1f(ハロン)9秒台を叩き出す馬が現れるのを是非見てみたい気がします。

　そう言えば、今週月曜のコラム『おじゃ馬します!』でJRA競走馬総合研究所を訪れた際のコラムが掲載されていました。コラムは、ディープインパクトとオルフェーヴルの比較やダート馬と芝馬の走りの比較が掲載されました。

　私、思ったことがあります。一度、新潟直線1000mのこのレースをVIDEO解析して本当の短距離馬の走りを解析して欲しいと思っています。