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2013/08/18 10:14
やっちの重賞回顧録[札幌記念(G?)]
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第33回札幌記念(G2)
1997年8月17日 1回札幌6日目 サラ系4歳以上オープン ○混○特指(別定)
着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 単勝 | 人 気 |
馬体重 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | 7 | エアグルーヴ | 牝5 | 55 | 武豊 | 2:00.2 | 1.8 | 1 | 470(-6) | [西] 伊藤雄二 | |
2 | 1 | 1 | エリモシック | 牝5 | 54 | 的場均 | 2:00.6 | 2.1/2 | 17.6 | 4 | 462(+6) | [西] 沖芳夫 |
3 | 6 | 9 | アロハドリーム | 牡5 | 56 | 加藤和宏 | 2:00.7 | クビ | 5.2 | 3 | 472(+6) | [東] 岩城博俊 |
4 | 4 | 4 | ジェニュイン | 牡6 | 59 | 岡部幸雄 | 2:00.7 | クビ | 2.8 | 2 | 502(+8) | [東] 松山康久 |
5 | 4 | 5 | メジロスズマル | セ7 | 56 | 田面木博 | 2:01.2 | 3 | 31.9 | 6 | 464(-2) | [西] 大久保正 |
6 | 6 | 8 | オースミレパード | 牡7 | 56 | 菊沢隆仁 | 2:01.4 | 1.1/4 | 444.6 | 12 | 506(+2) | [西] 清水久雄 |
7 | 7 | 10 | ケイエスミラー | 牝6 | 54 | 松永幹夫 | 2:01.7 | 1.3/4 | 511.8 | 13 | 474(-6) | [西] 高橋成忠 |
8 | 2 | 2 | ザフォリア | 牡5 | 56 | 熊沢重文 | 2:01.7 | クビ | 88.0 | 7 | 484(-4) | [西] 池江泰郎 |
9 | 5 | 6 | オースミマックス | 牡7 | 56 | 菊沢隆徳 | 2:02.0 | 2 | 118.5 | 8 | 486(0) | [西] 白井寿昭 |
10 | 7 | 11 | ウインドフィールズ | 牡7 | 56 | 佐藤哲三 | 2:02.1 | クビ | 197.6 | 9 | 480(+12) | [東] 谷原義明 |
11 | 8 | 12 | アドマイヤラピス | 牝6 | 54 | 上村洋行 | 2:02.2 | 1/2 | 351.4 | 10 | 452(0) | [西] 橋田満 |
12 | 3 | 3 | ナリタキングオー | 牡6 | 56 | 藤田伸二 | 2:02.4 | 1.1/4 | 30.5 | 5 | 490(+6) | [西] 中尾謙太 |
13 | 8 | 13 | レインボークイーン | 牝5 | 54 | 本田優 | 2:04.2 | 大 | 411.2 | 11 | 476(+10) | [西] 星川薫 |
払い戻し
-
単勝 7 180 1 複勝 7
1
9110
220
1401
4
3枠連 1 - 5 1,170 4 馬連 1 → 7 1,160 4
遅くなりましたが、今週も、回顧録を書くよ。
今週は、夏の唯一のG?札幌記念(G?)があります。このレース、昔は、ダートのみのコースだった時代があったのです。
理由は、野芝の生育北限が、函館だからだそうです。現在は、洋芝の導入以降、徐々に北海道の主要開催となりました。その開催順が
札幌⇒函館 から 函館⇒札幌 と変わったのが1997年です。
その年に栄えある栄転(ならぬ昇格)を遂げたのです。
この年に現在のG?以上の格を日本競馬サークルに認知させたレースを取り上げます。1997年です。
この年の見所は、1995年の皐月賞馬にしてG?2勝のジェニュインと1996年のオークス馬エアグルーヴの激突に加え、函館記念(G?)を圧勝したアロハドリームが加わる8月の決戦に相応しいものとなりました。
レースは、メジロスズマルとウインドフィールズが先導する展開。有力勢は、先行策を打ったのがアロハドリーム。それの直後をエアグルーヴ、その後ろにジェニュインが付ける展開となりました。
レースは、4コーナーに逃げ馬の失速する頃に、アロハドリームが先頭に立つ。その後をめがけて有力馬が攻める。その差し脚の中でも、エアグルーヴが際立つ伸びを見せて、2馬身半差を付ける快勝を飾りました。
その後、伊藤雄二調教師の予てからの野望、『牡馬制圧宣言』を遂げる為に、天皇賞(秋)(G?)に出走、見事に15頭の男馬を蹴散らして快挙を飾りました。でも、それ以上の想像を超える内容を以後も、彼女を見せてくれたのです。
牝馬による26年振りの年度代表馬受賞
JC2年連続連対
繁殖後にも、牡馬・牝馬のG?産み分け快挙も果たしたのです。
その彼女も今年4月に亡くなりました。今週は、奇しくもお盆シーズン。この欄を以て、ご冥福に代えさせていただきます。
彼女の激走以降、夏の祭典としてG?級が堂々と出走する1戦と変えたのです。