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2013/10/05 14:34
デイリー杯2歳S(見解)
- 2013年京都11
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- ◎ホウライアキコ
- 2013年京都11
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- ◎ホウライアキコ
- ○アトム
- ▲オースミチャド
- △オトコギマサムネ
- 2013年京都11
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- ◎ホウライアキコ
- ○アトム
- ▲オースミチャド
- △オトコギマサムネ
いよいよ10月の東京・京都開催に入りました。土曜の重賞、デイリー杯2歳S(G?)です。
今年の2歳戦線で夏の地方2歳重賞(4場所)の勝ち馬は、以下の通り。
函館2歳S(G?):クリスマス(牝)[1番人気] 芝1200m
新潟2歳S(G?):ハープスター(牝)[1番人気] 芝1600m
札幌2歳S(G?):レッドリヴェール(牝)[2番人気] 芝1800m(函館代替)
小倉2歳S(G?):ホウライアキコ(牝)[2番人気] 芝1200m
以上の通り、全て「牝馬」が完勝を収めています。この様な事態は、過去にあったかどうかを調べてみました。実は・・・
あったのです!!
それは、1984年の2歳世代です。その結果は、以下の通り。
7/29 札幌3歳S(G?) 札幌 ダ1200 ウエスタンファイブ (牝)
9/02 新潟3歳S(G?) 新潟 芝1200 ダイナシュート (牝)
9/02 小倉3歳S(G?) 小倉 芝1200 ダイナシュペール (牝)
9/23 函館3歳S(G?) 函館 芝1200 エルプス (牝)
その世代で、牡馬の2歳重賞勝ち馬は、以下の2頭
阪神3歳S(G?)ダイゴトツゲキ
朝日杯3歳S(G?)スクラムダイナ
この2頭には、共通点があります。それは、11月デビューで無敗の3連勝でG?制覇 なのです。
これから考えられる事は、
(1)『牝高牡低』が引き続き起こる公算が高い。
(2)『牡馬』で活躍する可能性を秘めた馬は、負けないで出走し、出来れば遅めデビューほど逸材が隠れている可能性がある。
(3)『牡馬』は、早期デビューに大物はいない可能性が高い。
馬券は、牡馬で買える可能性のある馬は、デビュー戦勝ちの1戦のみの馬
○アトム
▲オースミチャド
△オトコギマサムネ
です。
実績断然のホウライアキコは、距離延長が気になるファンもいるかと思いますが、
(1)距離がこれまで1200mまでしかない
(2)これまで2戦以上消化して一度も連対を外していない
(3)重賞連対以上orOPEN勝ちがある
(4)これまでに、芝良馬場 以外の馬場のレース経験がある
(5)違う脚質レース経験をしている
(6)デビュー戦を快勝している
以上の6条件を満たした デイリー杯2歳S(G?)で芝1600m(外)に出走したのは、以下の3頭
1997年:サラトガビューティ(牝)2着
2000年:テイエムサウスポー(牡)2着
2003年:メイショウボーラー(牡)優勝
と完成度の違いもあるが、タフな経験と想定外の経験の利もあり、実は、思いの外『学習能力』の高さが垣間見え、有利なのである。
馬券は、連軸◎ホウライアキコから先の『デビュー戦勝ちの1戦のみの馬』ばかりに流します。
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【余談】
もし、このレースで牝馬が1-2 finishを決めた暁には、『今年の牡馬(オトコ)は、どうしたんだ?』という懸念めいた台詞が喧伝される事は必至と思います。今後のPOGは、牝馬に楽しみな馬が目立つ展開が想像されます。