2013 凱旋門賞直前予想＠やっち[その3]

　では、先程の『非日本15頭が凱旋門賞を勝てない戦績・ローテーションを持った』の4歳以上馬編を明かします。

●Very Nice Name 、Going Somewhere　4歳勢について
　実は、欧州圏で重賞を勝っていません。その上、前走フォア賞(G?)でOrfevreに手も足も出ない完敗を喫しました。

『欧州圏で重賞勝ちが無い上に、前走G?以下で敗退した4歳以上馬』

　が『欧州最高峰』のレースの馬場をこなせる下地などない。


●Sahawar、Haya Landa、Pirika、Joshua Treeについて
　上記3頭は、5歳以上馬。彼等は今年G?の出走経験がありながら G? 0勝。衰えが目立つ年齢ということもあり、5歳で勝つには、衰えのない所を示さなければ苦しい。それが無い4頭も苦戦。

●Meandreについて
　昨年、Orfevreのライバルだったこの馬。でも、今年は、苦しい戦い。前走、オイロパ賞(独G?)を運よく勝ったが、参戦間隔は『中1週』。

　疲労が抜け切らない状況での参戦。苦しいと思います。

『前走が、G?で中1週以下』の4歳以上の馬は、凱旋門賞史上1頭も勝てません。

●Al Kazeemについて
　今年最も成長した奥手の馬。でも、この馬にも思わぬキズがあります。実は、前走『愛チャンピオンS(G?)：2着』です。

　その先着を許した馬は、The Fugue(牝4)です。しかも彼女は、古馬牡馬とのG?を勝っていない馬。それに超されたのが痛い点。

　実は、『5歳以上で、牝馬に先着を許した中で、古馬牡馬とのG?を勝っていない牝馬に先着を許した5歳以上の牡馬』も史上1頭も勝っていないのである。

以上、非日本馬15頭の弱点を全て暴きました。

最後に、日本馬2頭を。