富士S(見解)

　今週は、重賞が土曜日にあります。マイルCSの前哨戦の富士S(G?)です。

　ポイントが色々浮かぶ(もしくは、浮かばず『勘』を頼りに予想するケースも多そう。)と思います。が・・・・・私は、これをポイントにします。

高松宮記念：ロードカナロア
安田記念：ロードカナロア
スプリンターズS：ロードカナロア

　そうです！今年の短距離G?戦線は、ロードカナロアの独壇場でした。

　これから浮かぶ事は、ロードカナロアの独壇場を許した古馬勢は、基本的に『割引対象(お払い箱に近い扱い)』にする事です。

　実は、過去、半年内にスプリント・マイルG?を1頭の馬で連覇を遂げたケースは、過去2ケース。

1997年秋 タイキシャトル　(マイルCS ⇒ スプリンターズS)
2003年秋 デュランダル　　(スプリンターズS ⇒ マイルCS)

この手のケースが生まれた半年後のマイル・スプリント重賞戦線は、以下の条件を満たしてないと勝てません。

(1)過去1年以内にG?以上の重賞を勝利
(2)過去1年以内にG?以上の重賞を0.2s以上の差を付けて勝利　＋　1番人気に推された事がある
(3)過去1年以内にG?以上の重賞を2勝以上挙げた事がある

を満たさない古馬G?戦線に出た馬は、来ません。

また、6歳以上でも、重賞未勝利で1年以上OPENクラスに居座っていたロートルも全く来ません。

狙いは、条件を勝って間もない上がり馬(新星候補)が有利です。

　重賞実績馬は、今年の京都金杯(G?)を完勝したダノンシャークなら、来れますが、本命は、◎エーシンミズーリとしました。重賞初挑戦だが、条件クラス滞在時に、トウケイヘイロー(今年重賞4勝)を上回る人気で接戦の経験があります。(5走前：武庫川S)
　前走のポートアイランドS(OP)では、久々が祟り、勝ちきれませんでしたが、重賞を勝てるだけの十分上積みが見込めると思います。

　残りの▲・△は、ブレイズアトレイル、インパルスヒーローを条件勝ちたてや若い馬を推します。