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2014/11/09 01:00
やっちの重賞回顧録(アルゼンチン共和国杯[G2])
日曜日の重賞2発の回顧録も書くよ。
先ずは、東京メインのアルゼンチン共和国杯(G2)。1983年以前は、春の開催だったそうです。それが1984年以降は、秋11月の開催となりました。
選んだのは、2008年。アドマイヤジュピタが勝ったレースです。
レースは、カゼノコウテイが好ダッシュから、ハナを奪い、2番手のトレオウオブキング以下に3?5馬身差と大きく付ける。
人気のネヴァブションは、出遅れて最後方。新星のアドマイヤジュピタは、好位置3番手をKeep。1000m通過は、推定59.8sの淀み無い流れで進んだ。
直線は、アドマイヤジュピタが堂々と抜け出し、追い込んだトウカイトリック・リキアイサイレンス以下を封じてはつの重賞勝利を飾る勝利を挙げました。
その後の彼の活躍は、半年後、天皇賞(春)(G1)で、メイショウサムソン・アサクサキングス以下の長距離の猛者を鮮やかに破る勝利を収めました。
ハンデ重賞の勝利は、得てして軽量の穴馬が突っ込んで波乱が起きるのを期待するが、この手の新星が挙げる勝利が、非常に稀有な例として印象に残っています。
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【追記】
『アルゼンチン』と聞いて、競馬に関連あるの? と思うファンはまだまだ多いと思われます。
実は、れっきとした「PART1国」(いわゆる一流の競馬開催国)なのである。日本に因んだ血統も活躍しています。
昨年春に、ハットトリック産駒Zapataが、G1勝利を挙げた事も有るのです!
また、血統面は、ディアデラノビア[母:ポトリザリス]・ペルーサ[母:アルゼンチンスターや祖母:ディフェレンテ]がアルゼンチン出身の牝系に属しているのです。