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2014/11/15 14:19

やっちの重賞回顧録(エリザベス女王杯(G1)[3歳限定時代])

 いよいよ、今週のG1回顧録に入るよ。

 今週のG1、エリザベス女王杯(G1)です。実は、1995年までは、3歳牝馬の3冠目として行われていました。(※現在は、秋華賞に取って代わった)

 選んだのは、1994年です。この年ほど、「牝馬3冠目」にして「本当の最強牝馬」を決めるに相応しい1戦は無いと信じる1戦と思います。

 その対決は、オークス馬チョウカイキャロルと外国産馬(マル外)ゆえ、クラシックに出られなかった最強候補のヒシアマゾンとの一騎打ちが最大の見所でした。

 レースは、バースルートが2番手を10馬身以上の差を付けて逃げる。更に、2番手にテンザンユタカも、3番手集団のナイスガルボジンシリウスに10馬身以上の差を付けて逃げるという異様なものに。

 人気の2頭 チョウカイキャロルは、3番手以下の馬群のほぼ中団、ヒシアマゾンは、悠然と後方3頭目に構えました。

 先頭?最後方まで全体の馬群は、約40馬身もの超縦長。3コーナー・4コーナーでも、先頭集団の大逃げが収まらない状況で進む。その中、一旦先頭に立ったのは、アグネスパレード。その後に襲い掛かったのがチョウカイキャロル

 その後にヒシアマゾンも加わり、激しいものに。最後は、ハナ・クビ差の小差の凄まじい競り合いでゴール板を通過。制覇したのは、ヒシアマゾン。2着がチョウカイキャロル、3着にアグネスパレード。熱い闘いを熱望し、その通りに人気馬が走るという見応え満点の牝馬3冠目になりました。

 その後、ヒシアマゾンは、有馬記念(G1)でもナリタブライアンと互角に渡り合う2着を確保するなど、最終的に(当時)牝馬として史上最多勝の9勝を挙げるなど、大きな活躍をした牝馬として記憶に残る牝馬(=女傑)となりました。

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