やっちの重賞回顧録(マイルCS(G1))[続記・募集]

　ここで、もう1つの取り上げた理由を明かします。

　2頭[サクラバクシンオー・ノースフライト]が同年に全盛期を迎えた事も有り、20年の競馬ファン(私自身)として、未だに夢想する事があります。

　競馬ファンとして一生の間に是非、見てみたいシーンが有ると思います。それは、1頭で短距離路線のグランドスラム[高松宮記念・安田記念・スプリンターズS・マイルCS]を成し遂げる馬を見てみたいという夢です。

　長距離路線のグランドスラム[天皇賞(春)・宝塚記念・天皇賞(秋)・JC・有馬記念]は、2000年にテイエムオペラオーが成し遂げました。

　でも、短距離路線のグランドスラムは、未踏峰です。
(※近いレベルに到達した馬は、タイキシャトル・ロードカナロア辺りが思い浮かぶと思います。)

　その短距離版のグランドスラムを遂げる程の馬は、

(1)1年を通じてピークに近い成長力を維持する
(2)芝1200m?1600mでG1級のパフォーマンスを発揮できる
(3)その前後の適性でもパフォーマンス発揮できる可能性を持つ
(4)脚質の幅が広く、不利を被る懸念が無い
(5)馬場適応性があり、コース適性(左右の周り・直線の長さも問わない)も問わない事
(6)常に全力を出せるパフォーマンスを保てる

の全てを叶えられる馬と想像します。

　相当難しい夢ですが、私はこの2頭[サクラバクシンオー・ノースフライト]の資質を継いだ馬(欲を言えば、その仔を見たかった)が最も近いと思っています。

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【追記】
　人間世界に例えると、陸上で100m、200m、400mの全てで金メダルを取るようなアスリートと思います。そんなアスリートは、近代オリンピック史上では、調べた限りでは誰もいません。

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【募集】
　突然ですが、短距離グランドスラムを成し遂げる馬ならどのような馬なら出来るのかという意見を募集しています。

　面白い考えを是非、投稿して下さい。