ジャパンC(見解1)

　JC(G1)の見解です。

　構成は、
　[1]外国馬の見解
　[2]日本馬の見解

の2部立てにします。
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[1]外国馬の見解

　トレーディングレザー　は、年内0勝
　アイヴァンホウ　は、凱旋門賞(仏G1) ⇒ バイエルン大賞(独G1)と進み、お釣りが無い。
　アップウイズザバーズ　は、前走G2以下の8頭立て以下のレースで敗退した馬

　全て、今年は消し。
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[2]日本馬の見解について

　日本馬の見解、日本調教馬で走る馬を見つける鍵は、どこになるか気になると思います。私は、当年の天皇賞(秋)(G1)[東京競馬場 芝2000m]を見ます。

　その天皇賞(秋)(G1)で、世代の強弱をはかる鍵があるのです。

●3歳馬で、当年の天皇賞(秋)で3番人気以内もしくは3着以内馬が1頭でも出現した

のは、以下の年度。

1988年 オグリキャップ　　( 1番人気/2着)
1995年 ジェニュイン　　　( 3番人気/2着)
1996年 バブルガムフェロー( 3番人気/優勝)
2002年 シンボリクリスエス( 3番人気/優勝)
2004年 ダンスインザムード(13番人気/2着)
2006年 アドマイヤムーン　( 2番人気/3着)
2008年 ディープスカイ　　( 3番人気/3着)
2010年 ペルーサ　　　　　( 3番人気/2着)
2012年 フェノーメノ　　　( 1番人気/2着)
　　　　カレンブラックヒル( 2番人気/5着)

その様な事態が生まれた時のJCは、以下の通り。
(※[外]外国参戦馬が優勝時は、日本の最先着馬も付記)

1988年 優勝:[外]ペイザバトラー(牡4)
　　　　　2着:タマモクロス　　　(牡4)
1995年 優勝:[外]ランド　　　　(牡5)
　　　　　2着:ヒシアマゾン　　　(牝4)
1996年 優勝:[外]シングスピール(牡4)
　　　　　2着:ファビラスラフイン(牝3)
2002年 優勝:[外]ファルブラヴ　(牡4)
　　　　　3着:シンボリクリスエス(牡3)
2004年 優勝:ゼンノロブロイ　　(牡4)
2006年 優勝:ディープインパクト(牡4)
2008年 優勝:スクリーンヒーロー(牡4)
2010年 優勝:ローズキングダム　(牡3)
　　　　　2着:ブエナビスタ　　　(牝4)<※実質優勝>
2012年 優勝:ジェンティルドンナ(牝3)

ズバリ、日本の最先着を果たす馬は、必ず「4歳以下」でなければならないのです！

天皇賞(秋)で3歳世代で古馬のTOPクラスに通用するほどの馬が現れたとすれば、

　　3歳世代:これから成長し、覇権を握る公算が高まる
　　4歳世代:これから、下の世代に追われる公算が高まる
5歳以上世代:覇権を下の世代に譲る可能性が高い(いつまでもTOPでいられないムードになる)

　よって、本命◎は、4歳以下からにします。

　その中で、今年1つも勝てない馬
　エピファネイア(牡4)
　デニムアンドルビー(牝4)

は、論外！
　タマモベストプレイ(牡4)

は、前走、G2以下を使っていながら、敗北した馬も力不足で論外！

　残りは、3歳勢。

　ワンアンドオンリー(2014日本ダービー優勝)

　は、G1を1馬身以上の差を付けて勝ったことが無い上に、前走菊花賞(G1 世代限定)で9着大敗を喫した。これも論外！

　残るは、

　ハープスター(2014桜花賞優勝)
　イスラボニータ(2014皐月賞優勝)

　この比較は、

　○ハープスター
　◎イスラボニータ

　にしました。

　その差は、ハープスターの凱旋門賞(仏G1)で後方2番手(19番手)で進みながら6着(以下)に沈んだ点です。

　海外G1帰りから好走するには、凡走する際は、先行し、一旦先頭に立つ見せ場を作れるくらいの前向きさが欲しい。

　その手の海外帰り緒戦のG1では、勝てません。
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【追記】
　ハープスターの父であるディープインパクトは、2006年凱旋門賞(3位入線⇒失格)以来のローテーションでJCを勝利した。この時は、残り300mを切る所で先頭に立つシーンを作った。[この時の日本のファンの歓喜は、一瞬だが最高潮に達したのだ。]この形の競馬があったからこそ、残り2戦を勝利で飾れた。