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2014/12/06 14:27
やっちの重賞回顧録(金鯱賞(G2))
次は、土曜の重賞から2発目、金鯱賞(G2)です。
現在は、12月上旬に移り、『有馬記念の前哨戦』となりました。また、1996年?2011年は、5月下旬にあり、『宝塚記念の前哨戦』としての機能を持っていました。1995年以前は、G3のハンデ戦。『穴党垂涎(!?)のレース』と色々な顔を持ってます。
選んだのは、1998年です。
この年は、出走頭数は9頭ながら、現4歳(旧5歳)勢で『重賞を2連勝以上継続中』という馬が4頭集うものでした。
レースは、ゲートが開くや否や、サイレンススズカが一目散に飛び出す。その直後にトーヨーレインボー・テイエムオオアラシが2番手グループを進む。
その後に、ミッドナイトベット・タイキエルドラドが中段に付け、マチカネフクキタルは、後方をゆっくり進んだ。ペースは、前半1000mを58.1sという、彼にとっては『お決まり』と言えるものでした。
そして3コーナーに入ると・・・
通常では有りえない光景が現出するのだ!詰まる(というより、詰める)筈の後続との差が一向に詰まらない。
その後・・・サイレンススズカが4コーナーを回る時には、何と(!!!)『拍手喝采を受ける』というシーンが生まれ、最後は2着[ミッドナイトベット]以下に11馬身、タイム差にして1.8sという『大差勝ち』で悠々とゴール板を通過していたのだ。
しかも・・・勝ちタイムは・・・1.57.8sのレコードでした。
それだけに、私は、『夢を見たのか?』という想いが、一日中消えなかったレースとして、未だに記憶に残っています。