やっちの重賞回顧録(中山大障害(J・G1)

　今週は、中山でJ・G1があります。中山大障害です。実は、有馬記念(G1)より、古い歴史が有るのです！

　それはさておき、選んだのは、1999年[J・G1 とついた初年度]です。

　レースは、メジロファラオが先導。以下、ノーザンレインボー・ケイティタイガーが好位置でマークする。他の馬は、先行馬から離れた位置でチャンスをうかがう。

　道中で競走中止したのは1頭。イチバンリュウ。後半の赤レンガでの落馬。それ以外の馬は、問題なく障害をクリア。

　障害をクリアし、ファンの声援がヒートアップしたのが、最後の障害をクリアした辺りで先頭に立ったゴーカイに、砂の切れ目辺りで襲い掛かったゴッドスピード。

　最後の直線の叩き合いは、まさに『激烈・死闘』に相応しいものに。その叩き合いは、ゴーカイをハナ差でゴッドスピードが下しました。

　4100m走ってわずか数cm の小差で決着するという勝負の残酷さもありました、しかし、G1の格に相応しい死闘は、記憶に残るモノとなりました。