884件のひとこと日記があります。
2014/12/26 20:05
やっちの重賞回顧録(ホープフルS(G2))
今年も、今週で2014年の締めとなりました。今週の回顧録を書くよ。
今週のG2以下の重賞から書くよ。先ずは、ホープフルS(G2)。この重賞は、昨年以前は、OPEN特別として有馬記念と同日に行われたレースです。いつもは、6R付近(昼休み明け)に施行されるケースが多いのです。
それはさておき・・・選んだのは、1992年です。
この年は、何と(!)7頭立てという超少頭数の競馬です。その理由は、2勝を挙げて自信満々の東上経験を積ませようとする驚異の関西馬、ウイニングチケットが出たからです。
見所も、その他の6頭が彼の快進撃を止められるかが焦点となっていました。
レースは、好スタートを切ったシュアリーウインが逃げる展開で幕が開く。その後に、マイヨジョンヌ・メイトウダッシュが先行集団に付ける。
大本命のウイニングチケットは、後方3番手でいつでも抜け出せる構えをとりました。
ゆったりした流れで進み、ペースアップしたのが残り600m。そこで、あっという間にウイニングチケットが捲り上げ、余裕で逃げ馬を射程圏内に収める。
あとは、余裕の快勝を収めました。2着争いは、先導した2頭シュアリーウイン・マイヨジョンヌの接戦でした。
まさに、この勝利で『ダービーの本命候補』と言われるようになったと言える勝利となりました。
そしてこの後に、彼は、同期のライバルのビワハヤヒデ・ナリタタイシンと鎬を削り、柴田 政人騎手に悲願のダービー制覇をプレゼントしたパートナーとして記憶に残る馬となったのです。