スマートフォン版へ

マイページ

884件のひとこと日記があります。

<< やっちの重賞回顧録(ラジオNIKKEI杯2歳S(G3... ひとこと日記一覧 やっちの重賞回顧録(有馬記念(G1))[Old Fan... >>

2014/12/26 22:58

やっちの重賞回顧録(有馬記念(G1))[Young Fan向け]

 いよいよ最後のG1、有馬記念(G1)の回顧録を書くよ。

 今回の有馬記念(G1)は、最後となります。このレースは、特別に[Young Fan向け]と[Old Fan向け]の2部構成とします。

 その第1部は、[Young Fan向け]の回顧録から。

 選んだのは、1999年です。この年は、

 3歳勢:ナリタトップロードテイエムオペラオー
 4歳勢:グラスワンダースペシャルウィークファレノプシス
 5歳以上勢:メジロブライトステイゴールド

のそれぞれの世代のG1勝ち馬が揃えるメンバーでした。

 注目は、4歳2強 グラスワンダースペシャルウィークの2回目の激突が最大の注目でした。1回目の対戦は、宝塚記念(G1)。ここでは、グラスワンダーの3馬身差を付ける圧勝。その後、スペシャルウィークは、天皇賞(秋)・JCの秋G1 2連勝をおさめました。

 一方のグラスワンダーは、毎日王冠(G2)快勝後、熱発で2か月半振りのレースとなりました。

 レースは、ゴーイングスズカが逃げる展開。その直後を掛かりながらナリタトップロードが付ける。

 先行勢以降は、固まり加減の展開で進む。グラスワンダーは中段よりやや後方、スペシャルウィークは何と、最後方に付ける展開でした。

 1週目の直線のファンの歓声を受ける所でもペースが上がらず、ゆったりとしたペースで進んだ。

 ようやくファンの歓声が一旦止む段階で、ようやく後続勢が差を詰める。戦いの動きが激しくなったのが3コーナー。その時、グラスワンダーが一気に、大外から先行勢に取りつく。その後を追って、スペシャルウィークが動く。

 その勢いのまま直線に入る、逃げるゴーイングスズカナリタトップロードが失速した辺りでツルマルツヨシが坂下で先頭に立つ。その後に、グラスワンダーテイエムオペラオーが加わる。その後に渾身の末脚でスペシャルウィークが襲い掛かる。

 その結末は、グラスワンダースペシャルウィークが並んだ所がGoal。

 ゴール後、ファンの歓声は、ゴールした後でも止む事無く続き、その後に・・・武 豊騎手が、スペシャルウィークと共に中山競馬場の内馬場を1周するシーンが出た。

 しかし・・その後に出た判定フィルムの結論は、・・・グラスワンダーの4cm差封じる勝利を収めていたのだった。

 それだけに、大半のファンは、『同着でも良いのではないか?』と言われるほどの激闘でした。
----------
【個人的見解】
 特に、前代未聞の『勝利確定しない段階のウイニングラン』を武 豊騎手がした事で知られるレース。これをしたのは、恐らく、

武豊騎手が思い通りのレースが出来た満足感
・もう走るレースが無い[引退表明していた]故、中山競馬場をゆっくり走らせてあげたい粋な計らい

の2つがあると思います。

お気に入り一括登録
  • ナリタトップロード
  • テイエムオペラオー
  • グラスワンダー
  • スペシャルウィーク
  • ファレノプシス
  • メジロブライト
  • ステイゴールド
  • ゴーイングスズカ
  • ツルマルツヨシ

いいね! ファイト!

  • スーパーやっちさん

    ⇒☆アイビスさん、コメント&『いいね!』ありがとうございます。

     遅まきながらですが、コメント返信します。

     グラスワンダーが勝った毎日王冠(G2)(1999年)は、仰る通りですね。あと、スペシャルウィークのウイニングランは、私も、TVの生放送を見ていたときは、スペシャルウィークの勝利かと思ってしまった程です。

     このレースこそ、『1995年生まれの世代』の凄さを満天下に知らしめるレースと思います。

    2015/02/11 20:08 ブロック

  • ☆アイビスさん

    このレースは都内のウインズで観ていました。
    豊騎手がウイニングランをしているのを見て、負けたなぁって思っていたら着順掲示板に7の文字が一番上に。。。
    あの瞬間はウインズ内がどよめきましたねー。

    ちなみに、グラスが勝った毎日王冠は、快勝というよりは辛勝のイメージです。。

    2015/02/05 16:14 ブロック

  • ☆アイビスさんがいいね!と言っています。

    2015/02/05 16:12 ブロック