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2015/01/21 23:55
知って・観て得する海外レース(week4)
知って・観て得する海外レースの第4回目は、米国競馬編です。
今回は、アメリカ競馬の一大イベントとして、1日に数多のG1レースを行うイベントの『はしり』として知られるBC「ブリーダーズカップ」シリーズです。
BCシリーズは、創設当初は、以下の7Rありました。
BCジュヴェナイル(2歳牡・セン馬/ダ1700m付近)
BCジュヴェナイルフィリーズ(2歳牝馬/ダ1700m付近)
BCスプリント(3歳以上/ダ1200m)
BCディスタフ(3歳以上牝馬/ダ1800m)
BCマイル(3歳以上/芝1600m)
BCターフ(3歳以上/芝2400m)
BCクラシック(3歳以上/ダ2000m)
その中から、『米国競馬の本丸』として最高の地位を持つ、BCクラシック(G1)を取り上げます。
今回選んだのは、創設第1回にあたる1984年です。
この年の出走馬は、8頭。米国の主要レースとして多いダートの1600m?2000mの最強クラスが集いました。なお、G1優勝経歴を持つ馬は6頭でした。全て、3・4歳の2世代のメンバーのみでした。
また、今回こんな年度を選んだのかというと、『単に第1回を紹介したかったから』だけではありません。
勝ったワイルドアゲイン[Wild Again] の父は、アイスカペイド[Icecapade]。いまとなっては、『マイナー系統』に属してしまった系統を知って欲しいからです。
あと……もう1つあります。それは、2014年度の栄えあるIFHAランキング世界最高の栄誉を得た、ジャスタウェイ[Just A Way]に入っている血だからです。(※母父にあります!)
彼の走りを後押しした血の威力をこの日記欄で感じて下さい。
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【レース映像】
超貴重なレース映像が、観られます。なお、ゲートのフレームは、何と(!)黄色。是非、御鑑賞下さい。
当初の人気は、
4歳代表スルーオゴールド[Slew o'Gold]
3歳代表ゲイトダンサー[Gate Dancer]
の2頭でした。
このレースは、好スタートからWild Againが先行。第1コーナーで、ムガテア[Mugatea]とプレシジョニスト[Precionist]が競りかけ、
400m通過 : 22.3s 800m通過 : 45.3s
という超High Pace。
その競り合いを振り切ってなお、中段?最後方から直線で追い込むスルーオゴールド[Slew o'Gold]・ゲイトダンサー[Gate Dancer]の追撃も振り切る圧倒的先行力が武器の走りです。
●レース映像URL : https://www.youtube.com/watch?v=NpoEMCJdj1M [Breeders' Cup World Championshipsより]
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【写真】
Blood Horse.comのHPにある名馬の記憶を残しておく為のページ
Share Your Memories
に掲載されていた彼の種牡馬繋養時の写真です。
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スーパーやっちさん
⇒カピバラさん、『いいね!』有難うございます。
返信が遅くなり、すみませんでした。
『なかなか知られていないものを取り上げるのも、良いかな?』と思い、取り上げました。
あと、余談だが、トランセンド(後に、ドバイWC(首G1)で2着に入った)の祖父でもあります。 -
カピバラさんがいいね!と言っています。
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スーパーやっちさん
⇒やまさとNo.18さん、『いいね!』有難うございます。
今週は、ジャスタウェイのIFHAランキング1位を記念してこの様な、彼にまつわる血を取り上げました。
なお、Icacapade系統は、現在はアメリカのみで繁栄している『マイナー(亜流)血統』と言っても良いと思います。 -
やまさとNo.18さんがいいね!と言っています。
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スーパーやっちさん
⇒Affirmedさん、『いいね!』有難うございます。
今週は、ジャスタウェイの快挙に因んだネタをお送りしました。
勿論、父:ハーツクライの血無しでは、この快挙は、達成出来ません。しかし、もう一方の母父も同じように取り上げても良いと思い、今回書かせていただきました。 -
Affirmedさんがいいね!と言っています。