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2015/03/02 23:55

知って・観て得する海外レース(week10)

 知って・観て得する海外レースの第10回目。今週は、米競馬を取り上げます。

 今回取り上げるレースは、1973年のベルモントS(G1)[Belmont Stakes]です。

 選んだ理由は、3つ。

(1)アメリカのダート主流系統を知って欲しいため
(2)異次元の勝ちっぷりをまだ知らないファンに見て欲しいから
(3)現在もなお影響を与える、『アメリカ競馬史上最強馬の候補』の1頭を是非覚えて欲しいから

です。

 その取り上げるレースを勝った馬は、セクレタリアト[Secretariat]。

 馬名の意味は、“書記職”・“事務局”。史上9頭目のアメリカ3冠馬にして、史上最高のアメリカ3冠馬です。
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 突然ですが、2/20(金)の『3分で斬る!まるごと必勝チャンネル』の前編は、ご覧になったでしょうか?

 その動画内では、柏木 集保氏 と 長谷川 仁志氏 の血統談義が出ました。その中で、

●昨年(2014年)度のアメリカ首位種牡馬に、タピット[Tapit]が立った事
●今年のアメリカNo.1 の高額種付け料を誇る種牡馬
Tapitは、日本では、テスタマッタ[2012フェブラリーS(G1)覇者]から産駒が入る様になった

ということが話に上がりました。

 そのTapit。この馬の系統は、5代前に辿ると、ボールドルーラー[Bold Ruler]にたどり着くのです。

 Tapitが2014年度のアメリカ首位種牡馬に立った事は、2006年のエーピーインディ[A.P. Indy]以来の8年振りの代表系統となりました。

 でも、もっと知って欲しい事があります。実は、Week1 で書いたノーザンダンサー[Northern Dancer]が首位種牡馬に輝いたのは、競走生活を送った『北米圏』でなはく、『欧州圏』が先なのです。

 実は、それ以前(1960年代)のアメリカの最主流系統が、Bold Rulerなのです。

 そのBold Rulerが産んだ最高傑作がこのSecretariatです。

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【レース映像】
 頭数は、たったの(!)5頭。レースは、Secretariatが逃げる所に、米2冠 ダブル2着のシャム[Sham]が最初のコーナーからビッシリ競りかける。しかし、その競りかけも、1200m地点で完全に“Give Up”。

 あとは、映像をご覧ください! 衝撃的光景が、見られます!


●レース映像URL : https://www.youtube.com/watch?v=cS4f6wiQJh4 [Dingerz様より]
(※ ゲートinから全てご覧ください。実況は、英語です。)

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【写真】
Secretariatの写真を載せました。secretariat.comのTOPページに出ている写真を採用しました。

URL(引用): http://www.secretariat.com/
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【追記】
 圧倒的強さの形容として使われた事もあります。2005年日本ダービー(G1)。ご存知、ディープインパクトが圧勝しました。

 その時、唯一の外国人騎手がいました。K.デザーモ騎手です。(騎乗馬:ブレーヴハート)その時のレース回顧で、ディープインパクトの強さに脱帽していました。

 その形容に『まるでセクレタリアトの様だ』と語っていました。

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