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2015/03/15 12:15
知って・観て得する海外レース(week11)
知って・観て得する海外レースの第11回目は、香港競馬編です。
今回は、日本のファンが最も知られる香港調教馬のスターダムに上がったレースを取り上げます。
2003年の香港スプリント(G1)です。
ご存知、12月に行われる香港国際競走シリーズ。香港スプリント(G1)は、2002年にG1に昇格しました。
この年のこのレースは、2頭の凄まじき強さの馬の一騎打ちでした。
また、国際競走シリーズは、他国メディアもこぞって取材・報道されます。そんなこのレースでは、
『まるで大人気ない』までに2頭の強さが喧伝されました。
その2頭は、
『地元香港の怪物』サイレントウイットネス[Silent Witness]
と
『南アフリカの超特急』ナショナルカレンシー[National Currency]
です。
このレースを見る時に想うシーンは、『オリンピック等の 陸上100m 決勝戦』を見る様なシーンです。
その映像を、ご堪能あれ!
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【レース映像】
超貴重な(!)レース映像が、観られます。是非、御鑑賞下さい。
このレースは、『反則的な』好スタートから走るSilent Witnessに、南アフリカから挑んだ快速ナショナルカレンシー[National Currency]が150m程過ぎて、ハナを奪う。
残りのライバル12頭は、先導する2頭を追う展開。
香港のファンのボルテージが最高潮に上がる残り200mを切る辺り。逃げるNational Currencyと追うSilent Witness。まさに2頭の一騎打ち。
Silent Witnessは、残り100mでムチ無しで交わして無敗の8連勝目を飾った。
香港ファンの『凄まじい程の大歓声』と共に、実況の『ゴールした後』の声も必聴モノです。
レース前のメディアで、『まるで大人気ない』までに喧伝された2頭の強さは、『本物』でした。
●レース映像URL(英語実況) : http://racing.hkjc.com/racing/video/play.asp?type=replay-full&date=20031214&no=05&lang=eng [HKJC.comの公式結果より]
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【写真】
同馬が無敗の連勝記録を続けている2005年4月に競馬場で特別配布されたカードです。
このカード・・・実は、香港国内でファンが欲しさに『一般報道ニュースとして事件になった』程の欲しいグッズです。
なお、このレースをこの週に書いたのは訳があります。じつは、今日、Silent Witnessが、無敗の17連勝を達成したレース、クイーンズシルバージュビリーS(G1)[※当時は、G2]の日です。
URL : http://www.hkjc.com/english/corporate/racing_news_item.asp?in_file=/english/news/news_200504069714.htm
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スーパーやっちさん
⇒広瀬北斗さん、コメント有難うございます。
日本に海外遠征馬が来にくいのは、記載した内容もあります。でも、個人的には、
日本・アメリカ以外の主要競馬国のスプリント戦は、直線バトルがメインであるのではないかと思います。
恐らく、新潟1000m(直線)でG1があったら、もっと海外参戦馬[もとい、挑戦馬]が増えると個人的には思っています。 -
広瀬北斗さん
サイレントウィットネスは当然知っておりましたが,ナショナルカレンシーは全く知りませんでした。
オーバルスプリントも殆ど機能しているとは思えませんから,日本に海外の強豪馬が来ると言う事は,香港馬(たまにシンガポール)以外は難しいのでしょうね。