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2012/06/02 22:15
騎手の力が問われるドスローの重賞
トゥザグローリーの鳴尾記念と中日新聞杯、この2つのレースは騎手の位置取りが悪ければ勝てなかったレースである。
前者は好位を取る、後者は遅い部分で押し上げる、これをしなければ人気に応えた勝利はおさめられていない。(好騎乗後に普段の人気馬を買った珍しい馬ではある…といっても2010年の有馬でしかこの馬本命にしてないが、あれはあくまで適性評価)
トゥザグローリー、というより、レースに騎手の力量が問われているのが本質。
鳴尾記念を見て、好スタートを切ったのに最終コーナーで最後方にいた馬が2頭いる。
アーネストリーとスマートギアだ。珍しく口向き悪く、前が下がってきたスマートギアはある程度情状酌量の余地はあるが、アーネストリーは正直勝つ気は感じられない。
斤量加味すれば想定外の脚色を見せてはいるが、ドスロー確定のメンツでスローの脚色は元々おかしいショウナンマイティより後ろで競馬しているのは論外。
今更新味を求めに行く馬ではない。仮にもグランプリ馬としてしにいく騎乗ではない。
いつの間にか引退していたドリームサンデーのようなペースメーカーの不在で合うペースに導けないのはわかるが、あの脚色を見ると前にいりゃ好勝負してる。
まぁアーネストリーやナカヤマナイトは想定以上に走られてはいる。
ドスローというのは馬の位置取りで出し入れの結果になりがち。きさらぎ賞でトーセンラーとオルフェーヴルの位置取り逆なら結果も逆と思うもの。
自分個人としては、こういう時に結果出した馬は実力としての評価はしないが、こういう舞台でこそ狙うべき馬もいるってもの。ショウナンマイティは位置取りに関わらず来られると思ったからこのレース買わなかったわけで。