レシステンシア、ファンタジーステークス優勝

初めてこのネットケイバで日記を書きます。一口始めて10年以上経ちますが、初めて重賞勝ったのが嬉しくて、つい、書いてしまいました。
レシステンシアがファンタジーステークスに勝利、2戦2勝となり、夢が広がる結果となりました。
新馬戦で1.4倍の一本カブりのオッズにこたえて勝利し、体調を見計らった上での続戦に中2週でファンタジーステークスを選びました。
幸いにも強力メンバーはおらず、六番人気ながら、2番手につけて直線先頭に立って最後までしっかりと走って粘り込み、後ろの馬には差されずに先頭ゴールイン。見事にファンタジーステークス優勝となりました。

さて、この馬の将来はどうなんでしょうか、が気になるところです。
この馬には派手さがないのが逆によいとこかと思います。
ハナ切って後続をちぎって逃げるでもなし、しっかりした末脚で上がり３ハロン最速を記録するでもなし。そのため、人気もしないというか、単勝は5、6番目くらいでも、複勝は3番目とかになる感じの馬でしょうか。

スタートして2、3番手につけて、直線向いて先頭に立ってバテることなくゴールまで駆け抜けることができますから、展開に左右されず、自分の実力を常に発揮できそうなのもよいとこですね。
桜花賞も賞金的には十分ですから、実力を発揮した結果、前に残られるか、後ろに差されるか、実力で上回る馬には敵わないかもですが、正攻法で戦うのみかと思います。

距離はどうですかね。ファンタジーステークスのレース見ると、残り800の所で良い感じに力が抜けた走りをしてるように見えました。1600に向けての1ハロンが中間の抜けた走りにうまく入れられれば、ラストの粘り込みは同じパフォーマンスも望めるかも。最後の200を足す感じだと、何頭かに差されるでしょうが、、、。


ローテーションについて私も含めて議論になっていますが、勝つとは思ってなかったので、負けた後のローテーションばかり考えてました。(500万を勝てるかとか、トライアルに間に合うにはとか)
ですが、重賞勝ったことでのローテーションの悩みは正直贅沢な悩みですね。
桜花賞が最大目標なのは間違いないとして、トライアルはチューリップかフィリーズレビューか、はたまた、クイーンカップからのぶっつけか。
重賞勝ったので、もう紅梅賞やエルフィンSには使わないから、トライアルの前に使うなら年末の2歳G1でしょうね。
やっぱり桜花賞と同じ阪神外回り1600を経験するのは大事ですから、私は阪神JFや朝日杯を使うべきと思います。もちろん体調優先ですが。
勝てなくてもよい、とまでは言えませんが、強敵相手に正攻法でどのくらい通用するかは見ておいても損ではないかも。
それに、一口馬主の立場からは、2歳G1の2着、3着賞金はばかにできません。阪神JFの2着賞金はファンタジーの優勝賞金とほぼ同じで、3着でもOP特別勝利と同等です。

朝日杯もホントの一線級の牡馬は出ませんから、先の先のNHKマイルの力関係をしる点で損はないと思いますよ。阪神JFより1週間長く休めるのもよいはず。なんか、朝日杯に対する反対派が多いですが、経験値の為と考えれば。

今のところ、レシステンシアより前にいて逃げ切れる実力の馬はいないような気がしますが、レシステンシアより後ろから行って、追い抜いていく馬が果たして何頭いるのかは、興味あるところです。机上の計算でなく、実際に走ってみるのが大切かと。

あと、2戦はともに直線平坦の京都コースでしたが、本番の直線の長い、坂のある阪神の芝1600でどうなるかも気になるところですね。新馬戦デビュー前の坂道調教でよい末脚をみせてましたから、逆によい結果がでるかもです。
この馬、デビュー2戦はともに先行しましたが、スピードの違いで前にいるだけで、ホントは差し馬だと思ってます。前半無理しないで好位をとれるのは素晴らしい能力ですね。

後は、3歳夏以降ですね。個人的にはマイル中心に活躍してもらえれば十分ですが、気性がよくなれば秋華賞の2000もこなしてくれる気がします。2000を走れるなら、レースの選択肢もかなり広がりますね。

まずは、レース後の体調や、この後の競走生活をできるだけ無事に過ごしてもらえるよう、祈るばかりです。そんな中で一レースでもよい結果を出してくれると嬉しいですね。
現金な話だと、ファンタジーステークスの賞金で、馬代金はほぼ回収完了ですから、後は好きなだけと、、、。