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2015/05/14 01:02
ウインバリアシオンとウインの関係について
この馬は400口中、会員の最終出資口数は不明だが出資メモリを観察していたところ4つほどだったのでおそらく4割程度の160口程度の出資数なのだろう。
で、残口約240口の穴埋めは誰がしたか。
ここから先は私の勝手な推測の話である。
旧体制馬では通常は実質オーナーの大迫氏がしていたが、この馬を含めこの世代に突如でてきた大量の社台系列の募集馬は大迫氏でなく社台グループがしたのではないか。
おそらく社台グループによる将来的なクラブ買収を視野に入れて。だが社台グループの買収話が流れラフィアングループが買収した。この世代に試験的に募集された社台グループの馬の出資率が極端に悪かったことも買収話が流れた一因ではないかと思われる。そして旧体制馬について大迫系列馬は大迫氏が社台系列馬は社台グループが実質所有者として、クラブを母屋に馬を使っていけることを条件にクラブがラフィアングループに売却された。
これはバリアシオンも同じでウインのクラブ馬とはいえ過半数以上の口数を持ち、そのような条件で売却されたのなら今のウインがこの馬についてどうこうできる立場ではない。
そしてオファーについては現役時代から水面下でこないか模索していたが、結局来なかった。
引退するなら昨年の宝塚での2度目の屈腱炎のときがジャスタウェイやワンアンドオンリー、ヌーヴォレコルトらがハーツ産駒が相次いでG1タイトルをとりタイミングとしてはベストであっただろう。
だが2400m以上に良績が集中したことによりオファーがなかったためやむなく現役続行。
ラフィアングループでも生産馬で春天馬であるマイネルキッツが種牡馬入りできず、ノーザンホースパークで長距離G1を獲った馬が何頭か乗馬入りしている現実をみてもバリアシオンが種牡馬入りできなかったのはやむを得ない。
この手の善戦マンタイプで種牡馬で大成した馬がほとんどいないのも手がだされなかった一因かもしれない。
今から種牡馬入り種付けは1年後、誕生はさらに1年後で約2年後、この馬の活躍を覚えていて何百万とだして馬を買う人がどれだけいるか。
クラブで募集してどの馬も皆出資が満口まで届くのか。
やはり種牡馬入りに関しては、趣味で個人所有で持てるならともかく、ビジネス的観点を最優先に考えざるを得ない。