今週の出資馬

日曜京都１１レース菊花賞、トゥザワールド１６着。負けるにしてもまさかの惨敗。最終コーナーここからワンアンドとともに来るかと手に汗を握るも、直線突如姿を消したかのように見えなくなる。どこに行ったのかと思ったら一頭大きく遅れて外側をレースが終了したかのように、ゆっくりとキャンターでゴールまで走っていくこれまで見たことの無いトゥザの姿であった。
改めてレースを見直してみると１週目かかるトゥザを川田が終始たずなを引っ張って抑えており、あれは以前ディープが３コーナーからの１週目に入るところを最終直線と間違えて走っていた姿に酷似している。あれだけ抑えれば力は否応無く消耗し、また精神的にも何回も走ったにもかかわらずこれまでとは異なる条件であることがわからずに混乱状態になりレースにならないだろう。頭のいい馬だけにひょっとしたら、最後の直線はレースでなくレース後の体をほぐすためのキャンターと勘違いをしたかもしれない。
京都３勝の相性のいいレースと思っていたが、その経験が馬に混乱を招きマイナスとなった。
レース後はリフレッシュ放牧にだされ年内はなさそうだが、できれば放牧プランを撤回してマイルＣＳかダートＧ１を目指して欲しい。パワーがあるだけに、これらのレースなら十分勝ち負けになる。