夏バテの6人(-.-;)

リーマンブラザーズ「暑い。暑すぎる!この環境、どうにかしてくれよぉ―」

アシタヘノキボウ「ホントそうね。これじゃ、レースどころじゃ、ないよねぇ」

ドンペリキング「そうですが…オーナー曰く、目標の年間20勝を達成すれば、冷暖房完備の個室待遇になる。と、の事ですから…」

ニシノカナ「じゃあ今、何勝?みんなで力を合わせて、頑張りましょう!」

ドンペリキング「今17勝であと3つ。でも、この環境で勝つのは至難の技だよ!夏バテに加え、オーナーが未だに失敗するからって、単走調教しないから、俺達の気性も能力も上がらないし、辛いよ!」

リーマンブラザーズ「それじゃ、優等生のデカメロンに期待だな!デカメロン頼むゼ」

スカーレットダービー「リーマン先輩、それが…。ボクと今日、デカメロンは京王杯に出て…惨敗しました。ボクはともかく、彼は1番人気で、しかも調子も98↑だったので、かなりのショックを受け、さっきから、引きこもりに入っている…」

アシタヘノキボウ「デカメロン、大丈夫?」

デカメロンデンセツ「…」

ニシノカナ「ちょっと深刻かもね」

ドンペリキング「デカメロンは、気が弱いから、年内休業ですね…。あの先輩達、明日出走では?先輩の意地を見せてもらえませんでしょうか?」

リーマンブラザーズ「お?ぅ、分かった!と、言いたいけれど…この夏バテでは、力も出せないし、俺は3番人気だし、キボウに任せた!」

アシタヘノキボウ「ちょっとリーマン、アンタ、オトコでしょ!そんな大役、か弱い女性に任せるなんてサイテー!」

リーマンブラザーズ「そんなこと言わない言わない!キボウは1.3倍の1番人気なんだから、楽勝だろー」

アシタヘノキボウ「どうして、そう言うプレッシャーをかけるかなぁ?ワタシは連敗中なのに…」

スカーレットダービー「とにかく、エアコン個室がかかってますので、先輩達に期待しております!!」

デカメロンデンセツ「…」

ニシノカナ「かなり深刻ね。一応、ワタシとドンペリも明日、走ることに決めたから、デカメロンはゆっくり休んでね(^_^)v」

ドンペリキング「良いなぁ♪カナちゃんに、癒されて?」

ニシノカナ「ドンペリ、アンタは駄目!絶対に勝ってよ!こんなサウナ状態の厩舎から、早く脱出したいんだから!絶対に勝てー!」


スカーレットダービー「なんか、みんなの会話で余計、暑くなったような…」