複数のG1タイトルを獲る資質

500kg級の馬格と前半身6: 後半身4の体。
グラスワンダー、ダイワスカーレットなんかは7:3くらいに見える逆三体型。
スペシャルウィーク、メジロブライトなどは体重こそ中格に当たるが、馬格、体肢は500kg級。
いい馬だなと思えても、後ろが大きい馬は活躍に波があり、活躍における好調期間が短い傾向がある。
サトノダイヤモンド、キセキ、アーバンシック等にその傾向が見える。どの馬も好きな馬ではあるが、「走る馬の体型」から見ると、お尻が大き過ぎるなと感じる。
クラシックディスタンスを走る馬においては、心肺機能が要で、大きな肺、それを納める胸郭が重要になってくるのだろうと推測する。
これはサラブレッドに限ったことではなく、人間においても体型を見ると分かる傾向で、走る競技においてさえ、存外お尻から下よりも、上半身の大きさの大切さが顕著に窺える。