メディアの力は恐ろしい

一昨日の初詣の日記の中で少しだけ触れた話題。箱根駅伝で自分の苗字と同じ大学生がランナーとして走っていました。

普通に見てたら知らなかったかもしれません。初詣に行く支度をしながら日テレを回していたら偶然映し出された箱根駅伝の出馬表。じゃなかった出場選手のメンバー票（笑）の字幕表示を見てこの事実に気付きました。

自分「あのさ、ウチの身内に足の速い大学生居る？？」

親父「居ないだろ。どうした？急に」

自分「同じ苗字の大学生が箱根の出走メンバーに居るんだよ」

母「あらまぁ本当。珍しいね。我が家は変わった名苗字からそうそう居ないと思ってたのに。漢字まで一緒ね。親近感沸くね〜」

同じ苗字の違う人。別段珍しい話でもないので気にしないで居たのだが正月明けの今日になって会う人みんなから同じことを聞かれました。

母は近所の人、趣味の友達、行きつけの洋服屋の店員。自分は友人、月極で自転車を預けている家のおばちゃん、そして職場の人達。どうゆう質問をされたかと言うと・・・

「昨日の箱根駅伝を走ってたのって○○さん（自分です）の親戚か誰かなの？」と

結構箱根駅伝見てた人いたんだね。まぁでも当然ランナーなので実況担当のアナウンサーはアクションがあれば事あるごとに名前を連呼する。仮にＴＶを見て居なくても声は聞こえているわけで。

勿論質問には「縁もゆかりもない人ですよ」と答えました。珍しい苗字なので身内の誰かと思ったのでしょうね。ちなみに駅伝中継を最初から最後まで見ていたウチの親父の話によるとその大学生のランナーは出身が親父の兄弟達が居る場所らしくもしかしたらその土地には多く居る名前なのかもしれない。まんざら無縁でもなかったな＾＾；

兎にも角にも短い一時の時間ではあるものの自分の苗字が全国ネットで知れ渡ったわけで。いやはやメディアの力は恐ろしい。

そのランナーの方はかなりの大健闘だったそうです。複雑な気持ちだけど同じ苗字の人が頑張ってる姿を見ると他人事とは思えず応援したくなるものです。

仲間の汗が染み込んだ襷を繋ぐ駅伝。自分は大好きです。高校生の時自分は長距離がクラスで一番速い人間でした。短距離は苦手だったな＾＾；

駅伝でもタイムを縮めるのが自分の役割でした。だからこそ襷リレーは感動します。ただ今年は非情とも言える繰り上げスタートがありました。中継所まで来たのに渡す相手が居ない。呆然とする神奈川大学のランナー可哀想だったな・・・

それにしても青山学院強いですね。まだしばらくは青学中心で箱根駅伝は動くでしょう。来年も楽しみ。