競走馬達の本音は？

2013年もあと2日。大晦日を明日に控えスナック「地下馬道」では今年の競争生活を終えた馬たちの忘年会が開かれていた。

ロジユニヴァース「2013年も明日で終わりか・・・」

ペルーサ「なんか長いようであっと言う間だったな。一年って早いよな。」

ロジユニヴァース「最後にもう一回典Ｊと走りたかったな」

ペルーサ「俺が休んでる間にアンカツさん引退しちゃったぞ？誰が俺に乗るんだよ？」

ロジユニヴァース「典Ｊがいるじゃん？」

ペルーサ＆ルルーシュ（声を揃えて）「ないない！絶対にない。コディーノから降ろして外人使ってるもん。まぁおかげでウチの厩舎低迷ガタ落ち迷走ナウだけどね＾＾；」

ロジユニヴァース「なあ？俺たちのこと覚えている競馬ファンっているのか？」

ペルーサ「お前は良いじゃねぇか！種牡馬としてピックアップされたろ？俺なんか競走馬なのに今年一回も走ってないんだぜ。これじゃただの馬だ。」

ルルーシュ「いや、結構頻繁にペルーサさんの名前出てましたけど・・・」

ペルーサ「なんだって？！皆どんな事を言ってたんだ？」

ルルーシュ「出遅れた馬が居るとまるでペルーサさんみたいだな。って」

ペルーサ「そんなことで人を有名にするんじゃねぇよ！！」

ルルーシュ「でも事実でしょ？」

ペルーサ「はい・・・その通りでございます。悔しいけど＞＜」

レッドレイヴン「まだそんくらいならいいじゃないですか！僕なんか皆に名前を覚えてもらえないんですよ！皆僕のことをレッドイレブンだって・・・」

ペルーサ「え？お前ってレッドイレブンじゃなかったのか？」

ルルーシュ「自分もそう思ってましたよ」

レッドレイヴン「この厩舎嫌い＞＜チーム西園に入りたい・・・」

別のテーブルでは

キズマ「どうして僕はこんな名前なんだろう・・・いっつもあの人と間違えられる。しかも紛らわしいと。自分は何も悪くないのに・・・」

カナロア「君のその気持ちよく分かる！！」

キズマ「あ、（ただの）カナロアさんだ。どうもっす。」

カナロア「ただのって言うなよな。名前が似てるってだけで結構傷ついてるんだぜ。」

キズマ「でも走ってるレースが違うから大丈夫でしょ。僕なんか一文字違いだから。深刻なんですよ」

カナロア「喧嘩売ってんのか？お前は。」

モウイイデショウ「まだ二人ともマシな方だ！自分なんかなんでこんな名前に・・・珍名はもういいでしょう！小田切さん。」

キズマ＆カナロア「方向性は間違っていないと思うよ。」

一方違う席では

トーセンレーヴ「はぁ・・今年も僕が乗せたのみんなカタカナの人だ。一度で良いから内田さんや豊さんやいわたさんを乗せて走ってみたい・・・」

トーセンラー「なんで岩田さんだけひらがななん？」

謎の声「いわたさんはいわたさんなのだ！」

トーセンラー＆トーセンレーヴ「今心の中で何か声が聞こえたよな？」

トーセンラー「でもさ、良かったじゃん。年明けの金杯豊さんがお前に乗るらしいぜ」

トーセンレーヴ「ヤットボクニモニホンジンノキシュガ！ウレシイ！」

トーセンラー「馬本人が外国馬化しとる・・・」

更に別のテーブルでは・・・

トウカイトリック「今年も一年終わっちまったな。それにしてもネヴァブションの奴も引退か・・・俺より若い奴が先に引退するなんてだらしないぞ最近の若いもんは！！」

ロジユニヴァース「トウカイトリックさんだ。まだ現役だったんだ？」

ペルーサ「俺たちよりずっと年上だよな？」

ルルーシュ「来年で確か12歳ですよ」

ペルーサ「じぇじぇじぇ！」

ルルーシュ「流行にだけは敏感なんですね。」

ペルーサ「13歳って誰の世代だっけ？」

ルルーシュ「ディープインパクトさんと同世代のはずですよ。僕たちの間ではレジェンドって呼ばれてます。」

ロジユニヴァース「あの人なんであんなに元気なんだろう？」

レッドレイヴン「この前壇蜜さんの写真集買ってるの見ましたよ？ＡＫＢにもやたらと詳しいですし」

ペルーサ「若さの秘訣はそれなのか。俺もあの人に負けちゃ居られない。俺は何時走るんだ？今でしょ？」

ルルーシュ「今年の中央はもう終わりです。」

ペルーサ「来年こそは倍返しだ！」

ルルーシュ「誰に返すんですか＾＾；それも今年の流行だし」

こうして競走馬達の宴は続くのでした。

沢山泣いて沢山感動した2013年。来年は午年。彼らは年男と年女です。来年もきっと盛り上げてくれる事でしょう。

どうぞ良いお年を（笑）