ブラック魔王さんのひとこと日記

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2015/03/11 19:57

『中日新聞杯』の◎は決まり！？

　トップハンデ・タイの57．5㌔が“嫌われの身”となっているようですが、ここはミトラに期待いたします!!　この仔のこれまでの戦歴は少々、風変わりでございます。デビュー戦は'10年11月の芝・1800。ここで不安が発生、７ヵ月後の復帰２戦目で初勝利を挙げますが、これがなんとダート・1200（中山）。その後の２勝目から４勝目までは連勝街道を進みますが、２勝目と３勝目もこれまたダートの1200。'12年５月の４勝目で漸く芝（ただし、1400㍍戦）での勝利を挙げることが出来ました。以降は芝・1400～1600を中心として順調に使われ、ついに前々走で重賞初制覇（福島記念、芝・2000㍍）を収めます。そして記憶に新しい前走の“ＡＪＣ杯（芝・2200㍍）”での２着へと繋がるわけですが、ここへ来てやっと芝の中距離レースを使えるようになったのは大きいと思います。そして、特注すべきは３走前の“富士ステークス（東京、芝・1600㍍）”でしょうか…。着順こそ６着ではありましたが、勝ったステファノスとは0．2秒差。しかも、その勝馬は先週の“中山記念”でヌーヴォレコルトの３着、イスラボニータに先着しておりますから…!!　ステファノス自身、“皐月賞”では５着に来ている仔ですので、決してフロックということではないと思います。そのステファノスに敗れはしたものの、あの“富士ステークス”の６着という成績は評価に値するものと考えております。(^^)　　加えて東京の1600という点を考慮いたしますと、今回の中京・2000㍍戦でも充分にケイバになるものと推理いたします。
　ここへきての上昇度の高さは血統面からもある程度の裏付けがございます。父のシンボリクリスエスはクリスエス（Kris S）⇒ロベルト（Roberto）という力のある、成長性をもつ系統です。母系にもシアトルスルー（米三冠馬）が配され、更に好都合なことにボールドルーラー（Bold Ruler）が７代前という“遠隔配置”になっており、Kris Sの母父・プリンスキロが４代前とやや濃くなっているスピードの一本調子的因子を和らげております。ロベルト系の良さがここへ来て発揮されつつある、という見方もできると思います。
　また、母・エイグレットの系統を遡りますと、５代前にプリンスリーギフト、６代前にグレイソブリンといった“影響力の強い種牡馬”が入っており、スピード能力、特に“一瞬のキレ脚”を継承しているものと思われます。それは祖母のノーザンプリンセスによく現われております。彼女自身は芝の1200～1400で３勝を挙げるに止（とど）まり、“桜花賞”ではオグリローマン（先日、亡くなりましたね…）の６着。“オークス”でもキョウカイキャロルの10着と負けましたが、420㌔前後の細身の体ながら、'94年の“キャピタル・ステークス（１着）”や'95年の“七夕賞（３着）”では共に51㌔という軽ハンデとはいえゴール前の一瞬の脚を披露して好走しました。その娘（つまりミトラの母）・エイグレットは16戦３勝（勝ち鞍は全て芝・1200）、460㌔から470㌔と牝馬としての馬格は申し分なかったのですが気性が強過ぎたようです（サンデーサイレンス産駒にはよくありますね…笑）。ミトラが騙馬というのも母の影響であろうと想像いたします。しかしながら、母系のファミリー全体というカテゴリーで見直しますと、曾祖母・ウイルプリンセスの半弟・モガミエール（中山金杯・２着）や半姉のアサクサスケール（デビューが４才〔現３才〕の４月後半、既に“桜花賞”も終わっていた時期。が、そこから秋・９月の“クイーン・ステークス”まで無傷の４連勝。５戦目に“エリザベス女王杯〔現・秋華賞〕”へ出走、①番人気に推されるもゴール前、リワードウィングに“チョイ差し”を食らい２着。“悲劇のヒロイン”と当時のマスコミが騒ぎました！）といった重賞級の仔も多く出ておりますし、祖母・ノーザンプリンセスの半妹・マイヴィヴィアン（父・ダンシングブレーヴ）からはメイショウサムソン（競走成績は割愛で宜しいですよね…笑）が輩出されている系統ですから、成長力・底力もそれ相応に持ち合わせている筈です。“キレる脚”も使えて“成長性、底力”も、ということになれば先行しても差しても良い、いわゆる“自在のケイバ”も可能です。騙馬であり気性面での心配も少ないミトラ、今回の『中日新聞杯』にて狙ってみようと思います!!

ミトラ
ステファノス
ヌーヴォレコルト
イスラボニータ
シンボリクリスエス
Kris
Roberto
Bold Ruler
プリン
エイグレット
スリーギフト
ノーザンプリンセス
オグリローマン
カイキ
サンデーサイレンス産駒
ウイルプリンセス
モガミエール
アサクサスケール
ヒロイン
マイヴィヴィアン
ダンシングブレーヴ
メイショウサムソン

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ブラック魔王さん

フレージャパン、血統的な魅力・面白味のある仔ですね。父はロベルト系のブライアンズタイム、母父はサンデーサンレンスという以外にも祖母ミヤビサクラコというのが良いです。ノーザンテーストに加えボールドリック（ラウンドテイブルの直仔）の血も入っておりますしね。母ジョウノビクトリアは１勝馬ながら“クイーンＣ”で２着（重馬場）、古馬になってからは1000万下から準OPの芝・2000～2200で２着・２回という成績を残しております。もしかすると、フレージャパンは芝の2000というよりも、実はもう少し長い距離（2400とか、3000㍍級のような…）が合う仔かもしれませんよ。不安点を強いてあげればそのあたりかと思われます。

2015/03/13 18:34
SHARKTAKEさん

フレージャパンの血統いかがでしょうか？

2015/03/12 22:35
ブラック魔王さん

イーライさん、“いいね！”ありがとうございます。

2015/03/12 19:21
イーライさんがいいね！と言っています。

2015/03/12 18:47
ブラック魔王さん

ウマジロオーさん、“いいね！”ありがとうございます。

2015/03/11 20:44
ウマジロオーさんがいいね！と言っています。

2015/03/11 20:40
ブラック魔王さん

ばっくんさん、“いいね！”ありがとうございます!!

2015/03/11 20:37
ばっくんさんがいいね！と言っています。

2015/03/11 20:29