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2013/05/21 02:24

丸山問題

と書くのは何だか大げさですが、でも事態は深刻だったり。

まずはレース後の丸山騎手のコメントが乗っているニュースでのyonkakuさんという方のコメントを読んできていただけると有り難いです。最近、ニュースでちらほら見る「まず自分の騎乗を反省しろよ」というコメントする人への答えがありますので。

で、何が問題かというと、この暗黙の了解に「気づいていない」人が多いという事。何年も競馬見てきたら感づくと思うんですけどね。良い風潮なのか悪い風潮なのかは別として、そういう空気というのが存在することに。
考えて競馬を見ている人はそういないんだなあという悲しい現実。そりゃ心ないコメントが無くならないわけですわ。
明らかに自分のミスがあったり、例えば斜行して迷惑をかけてしまったなどがあればもちろん言及はしますが、大体ここをこうすれば良かったというのは結果論であり、そうすれば上手く行った保証はないわけです。もう少し早く仕掛ければ良かったとコメントしたところで、実際に早仕掛けしていたらゴール手前で失速していたかもしれない。そもそも20そこらの新人が「こうすれば良かった」と言ったところでそれが正解なわけないじゃない。その歳で競馬の適切な反省ができるなら熟年の経験なんて意味ないですよね。

福永騎手や池添騎手が騎乗や発言で叩かれるのとはまた違うんです。新人に「何で上手いベテラン騎手と同じ動き、考え、発言ができないんだ」と言うのはさすがにどうなの。プロだから甘えは無用とか、デビューした時点でプロ意識を持っていなくてはとかそういうの関係なく、人として。大人として。

齢22で熟年の大人達と同じことができたら、そこの執拗に叩いている競馬歴20年とか30年とかのファンは人としてもう出涸らしじゃないですか。その長い期間、一体競馬の何を見つめて来たのでしょうか。
こういうのプロスポーツとか関係なく社会において共通のことだと思うのですが。

話が飛躍しましたが、「若い内からそう上手くはいかない。力は足りないからまた頑張れよ」というような叱咤の中に労いのある言葉が出せない人ばかりでがっかり。よく若手が育たないげ原因として、JRAがー外国人がー社台がーと言う人が多いですが、丸山騎手へのコメントを見ていると、一番の原因は考えの足りないあんたら競馬ファンなんじゃないかなあ。

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