72件のひとこと日記があります。
2014/05/31 01:13
ウインフルブルームの取消についてあれこれ
ウインフルブルームの取消についてトンチンカンな意見が多かったので指摘したら消されましたよっと。攻撃的に書かないように注意していたんだけどねえ。
せっかくなんで日記では辛口でいきましょう
1.前日までに出走取消が起きたら非当選馬・非抽選馬を繰り上がりで出走させて欲しい(そういう制度が必要では)。
→無理です。特に枠順が決まったらどうやっても無理です。
例えば、ここでサトノフェラーリに権利が回ってきたとしましょう。そうすると、サトノフェラーリは「枠順の抽選無く」、7番枠に入ります。
もちろん、サトノフェラーリ陣営は権利を放棄することもできることにします(放棄できなかったらどうなるかはいくらなんでも想像つくでしょう)。逆にいえば、「枠を見て勝負にならないと思ったら回避できます」。日本にはスクラッチ制度がありませんから、非常に不公平な事態になります。一応言っておきますが、枠の再抽選は望む馬と望まない馬が出てくるので後者にとっては不利益を被るだけ。公平ではありません。
もちろん、枠順発表前でも出走馬が確定した時点で公平性を欠きます。出走馬を見て出走するかどうか決められますからね。
また、非当選・非抽選馬は同週の他のレースへの出走が決まっていたりします。もし繰り上がりを許すのであれば、別のレースで欠員が出る可能性が出てきます。果たして、繰り上がり繰り上がり言っている人はそこまで考えているんですかね。
2.なんで枠順が決定してから回避するんだ。回避のタイミングがおかしい
→は? もう何を言っているのか理解できません。ウインフルブルームは怪我したんですよ?
とはいえ私もハ行について良く調べずコメントしていたのでちゃんと調べて書くことにします。
以下、JRAのホームページより引用。
歩様に異常をきたしている状態をいう。(中略)跛行の原因には、骨、腱、関節、筋肉、神経等の異常が考えられる。一方、原因がはっきりしない場合、原因があると推測される部位により肩跛行、寛跛行(腰部に原因)と呼ばれることもある。
引用ここまで。
要は、「脚を痛めた状態の総称」です。外傷もあれば、ちょっと筋肉痛めたというのも含みます。
つまり馬にとってはいつ発症してもおかしくない、というより動物ならいつなってもおかしくないです。ハ行という表現を人間に使わないのは、差別的な表現であるという考えがあるからでしょう。
だから水曜木曜の調教で痛めたのが原因だとしても、表面化するのが遅くなるというのはあり得ますし、金曜の朝にちょっと歩いたらそれで痛めるという事も十分あり得ます。外傷で上手く歩けないというのもハ行ですからね。
ゲート内で暴れて除外になる馬が大体ハ行を発症する理由も分かりました。
ウインフルブルームは本当運が悪かった。それしか言いようがないです。
だから、枠潰しだの除外馬のこと考えろだの言っている奴は自分がどれだけ酷いことを言っているか理解しろ。怪我した馬を労れない奴に競馬をする資格は無い。