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2017/02/12 12:30

1992年共同通信杯

毎年このレースになると思い出すのが1992年の勝ち馬エアジョーダンです。

ノーザンテースト最後の傑作と呼ばれていた(後にはまたこの称号で呼ばれる馬が現れますが)ノーザンコンダクトが圧倒的な人気に推される中、1200mで前走レコード勝ちしたとはいえ距離に不安のあったエアジョーダンが前々でスピードを活かして立ち回りノーザンコンダクトの追撃を振り切ってみせたレース。
圧倒的な西高東低の中、前年イイデセゾンに負かされた東のエース候補サクラヤマトオーの分の悔しさも晴れた気がしました。

わたしが当時心服していた柴田政人騎手はこの年明けから重賞を勝ちまくり、このあと弥生賞もアサカリジェントで勝利。
クラシックではどっちに乗るのだろう、ようやく悲願のダービー制覇が見えてきたと政人ファンばかりだった友人同士で盛り上がったのも束の間、続く若葉Sで道悪に泣かされ5着に終わったエアジョーダンはその後戦列に帰って来ることはなく、ミホノブルボンという怪物の前に皐月賞で3着(同着)と頑張ったアサカリジェントもその後骨折。カミノエルフで参戦はしたものの、柴田政人騎手のダービー制覇はまたも幻と消えました。
ウイニングチケットで大願成就したのはこの翌年でしたから運命の女神はすぐに微笑みかけたとも言えるのですがそれは今だから言えることで、当時のガッカリ感はまだ競馬キャリアが浅かったのもあって結構なものだったと記憶しています。

もうひとつの思い出す理由はエアジョーダンという逸材が能力を見せきらない内に去ってしまったという損失感です。

母の父テスコボーイという血統背景や実際に見せていたスピードからしてスプリントやマイルでは相当活躍してくれたのではと想像され、この馬個体の話だけでなく、ノーザンテースト-アンバーシャダイのラインが現在事実上消滅してしまった状況で、エアジョーダンが未完のままに終わったのは痛恨だった…と、こちらの思いは年々強くなる一方です。

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