ドバイミーティングと高松宮記念。3月の最

ドバイミーティングと高松宮記念。3月の最終週に同時に行われるようになってすっかり定着しましたが、今回は特に色々考えさせられました。
エアロヴェロシティやプリンスビショップ、ムブターヒッジに共通している「分厚い強さ」とでもいうべきものは、今のスローペース症候群に浸ってしまった日本の競馬からでは出てこないんじゃないか、ダート（短距離も中距離も）や芝のスプリント・マイルは一層そんな気がします。
層が厚いとされる芝の中長距離も海外で最後のひと皮が破れない感じがするのは、今回のドバイにヒントがあったような気がします。いまはうまく言葉では表現できないのですが…。
殊更に昔を懐かしむわけでもありませんが、何が足りないのだろうと考えてなぜか浮かんでくるのはミホノブルボンのたくましい走りだったりしています。それもまた何かのヒントのように感じます。