米三冠達成のアメリカンファラオ。それにしてもタイムが凄い

驚異の2:26:65。最後に流し気味の事を考えると実質26秒の前半だった事は明らか。驚きの好タイム。
セクレタリアトの24秒0はもう別格として、2000年台で2番目のタイム、これより価値があるレースタイムはイージーゴーアの26秒0、 APインディの26秒13しか無い。まさしく驚異のタイム。
素晴らしいタイムでの圧勝は37年ぶりの三冠にふさわしい。種牡馬入り後成績が楽しみだが、血統を見るとどうか。
メイン血脈頼りが強すぎて返って失敗の可能性もあるな。頼りは五代以内ノーザンダンサーだけがインブリードで、アルゼンチンやアメリカ零細血統を取り込んだ健康さ。どうでるのか興味がある。

父の母父アルゼンチンの怪物ロードアトウォーがサンデーサイレンスの時のようにうまく影響すればアメリカのサンデーサイレンス系のような大成功もあるが、アメリカでは南米血統が結構入っているから今更一代だけ南米ですの血統が影響あるとも思えない所。

かといって母系はアメリカ零細派血脈を集めてアウトブリードを狙ったが思ったより成績が上がらないみたいな血統だけに、母系からは大成功するとはさすがに思え無い。

だがこれと同じようなメイン血脈の分派みたいな血統を寄せ集めたシアトルスルーが種牡馬入り後大成功の例もある。個別の馬の絶対的競争能力が伝わっていく事を期待したい。