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2015/07/10 21:13

アドマイヤオーラが亡くなってしまったアグネスタキオン系の今後

今や何時までキャプテントゥーレが頑張るか、ノーザンリバーが種牡馬入りできるかに総てがかかるアグネスタキオン系ですが、今回のジャパンダートダービーの結果を見て、私は自分のアグネスタキオンへの見方は間違っていなかったと確信できました。

勝ったノンコノユメの母父がアグネスタキオンですが、あの末脚がどこから来たのかを考えるとタキオンしかないのは血統表を見れば明らかでしょう。どう見てもサンデー系の切れ味ですね。ですがこのまま無敵のチャンピオンであり続けられるのかとなると、どなたも疑問符でしょう。去年のカゼノコと同じくらいまでいけるかすら怪しい。ラッキープリンスと去年のハッピースプリントを比べればそうなるでしょう。

何回も書くようですがアグネスタキオンはどれほどサンデーの影響が強くても、本質はとてつもなく強いワカオライデンであり、ノンコノユメがサンデーの切れ味でJDDに勝ったとしてもそれはあくまで3歳馬同士のくくりの中で、今の時期やたらと強いサンデーの血が良いほうに出ただけで、この後のノンコノユメがホッコタルマエになるのかというとそれは無いでしょう。この手のレースぶりで勝ち上がった馬が無敵の王者になったのはさすがに見た事がない。どこまで行ってもダートの基本は先行絶対有利。他の馬が止まらなくなる頃にはノンコノユメの連勝は終わってしまうでしょう。切れ味勝負のダート馬は無敵の王者になるのはまずありえない。馬体の成長と共に、自身の増えていく体重が切れ味を殺いでいくからです。

それに比べれば正攻法の競馬で2着に負けたけど、クロスクリーガーがこの後どれだけ伸びるのか、これこそが血統から見た場合は最大の見ものでしょう。おそらくは重賞を4個くらい勝つがフェブラリーSとか帝王賞では2着どまりかも知れません。でもおそらくノーザンリバーのように無敵の重賞ハンターになる可能性はありますね。でもきっと頂点にはたどり着かないのでしょう。それがタキオンの限界のように思えます。

サンデー系の切れ味はディープインパクトですら4歳になる頃には、無敵とは言えなくなってしまいました。やはり正統的な馬体の完成をじっくり待った古馬での本物の王者が持つねじ伏せるような強さがサンデー系にはありません。それこそが凱旋門賞で勝てないところなのですが、この部分を補う血は一体何なのか。早くそれを掴まないと数の飽和でサンデー系そのものが潰れてしまう。そんな予感がするこの頃であります。

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