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2015/11/21 08:11
ステイヤー血統の軽視は時代の流れか、
とはいえ、今年度の新種牡馬でバリバリのステイヤー血統として期待の2頭、ヒルノダムールとデスペラードの種付け頭数を見てめまいがした。
ヒルノダムールが19頭。デスペラードが6頭。両方合わせて25頭か、おそらく産駒は15から18頭といったところか。
それにしても、春の天皇賞完勝の他、皐月賞でも2着のヒルノダムールがここまで評価が低いのには衝撃を受けた。使い出しからそれなりに走ることができる純正ヨーロッパ型のステイヤー血統だけにもう少しは評価されると思っていたが。
デスペラードは完全に晩成だけにリボーのクロスを使った地力強化のための種牡馬とみていたが、それも無視されるほど今や馬産地では母系の地力強化には手が回らないということだろう。
それでも産駒が走れば評価は一転するのがこの世界。今年のルースリンドやアドマイヤオーラの例もあるし、一発良駒が出ればもともと馬体の評価では最高レベルの両馬だけに期待はできる。ひ弱すぎて(G1)を2勝できない後継馬しか出せてないリーディングサイアーに支配された日本ならこの2頭、まだまだ見限りは早いと思う。
後は幸運を待つのみだ。産駒の出来さえ良ければブラックタイドみたいになるかもしれんし。