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2015/12/16 11:32
全日本2歳優駿 良いメンバーがそろった
タービランスが出ないこととポットガイが取り消したことは残念だ。この2頭が揃ったらオールスターに近い状態だったが。
今年の2歳戦は団栗の背比べ状態で、無敗の快進撃を続ける馬が人気になると狙い撃ちされる状況が続いている。ここもそんな流れの中での一戦になりそうだ。
その前提から見るとポットガイはうまく休んだとも言える。絶対に狙い撃ちされただろうから。しかも逃げ馬をとらえに行く役を押し付けられて失速のパターンに絶対に嵌ったと思うのだ。ポットガイが休んでその役目を押し付けられる損な馬はレガーロかオーマイガイのどちらかだろう。
地力で勝ちに行った前走は信じられないほど強い、メチャメチャなレースをしたレガーロだが、ミルコに前走と同じレースを2度続けられたら今度は馬がつぶれるかも。その上前走のメンバーが弱い。弱敵相手の好レースでは今回は狙えないと見た。
かと言ってオーマイガイが武豊の絶好調の運に助けられてスイスイと番手から抜け出す程強いのかと思うとそれほど強いのか疑問。
そもそも前走のオキザリス賞はアジアエクスプレスの大活躍のせいで1400に変更された去年からガクッと出走馬のランクが落ちたレースで、今年も2.3着がその次走で特別戦を使いに行かない程度のレースになってしまっている。それほど高く評価するべきではない。
となると、必然的に押し出されるのはJRA勢ディープスカイの出世頭サウンドスカイとなる。
ディープスカイは種牡馬として失敗の烙印を押されてしまい、ダーレージャパンからイーストスタッドにトレードされてしまったが、父系馬鹿さんのホームページによれば
「実は今年度ここまでダート1600mから2000mまでに限った勝率は100走以上している種牡馬の中でトップ」
の快進撃を続けていて、今見直すべき種牡馬の上位に位置している。
そもそも私が年来主張し続けてきた通り
「アグネスタキオンは考えられないほど強いワカオライデン」
が血統から見た正体であり、そこから芝適性を現したサンデーの影響が抜けていけば、タキオン後継産駒の活躍の場はダートに集約するのは必然の成り行き。この正体を無視して芝適性を追い求め続けた周りの思惑によって、ディープスカイの真価が見えなかっただけのことにすぎない。
そう見ればサウンドスカイの成績もまだダートの1400しか使っていない、地方の重賞を勝っただけでは無く、重いダートで距離が伸びてさらに上積みが望めるのは必須。強気に頭で狙いたい。
相手には前走の快走で男上げた(女に負けた)道営のスティールキングと先に南関入りして実績を上げたトロヴァオ、南関勢からはアンサンブルライフとラクテの2頭、穴には兵庫JGPで無視できない好レースをしたコウエイテンマの5頭にする。