船橋記念　ブラックレッグで届くレースとは

タイム見れば１分オーバーで昨年と同じようなタイム。明らかに今年は馬場が悪いのはあっても水準が低いレースとみなければなるまい。

それにしても中央１１５０の経験はあるにしても、地方での１２００以下レース経験一度でしかも惨敗の馬が馬場を味方にしたとはいえ重賞２着とは、南関のスプリント路線のレベル低下は歯止めが利かない状況としか言いようがない。

ナイキマドリードが最後の砦だったのだなとつくづく納得した。アピアが戻ってきたが、中央で意欲をそがれてからの復帰がどれほどのものだが見当もつかないし、エイシンヒートも路線変更で迷っているし、本当にこの路線は関心が低いのだなとしか言いようがない。

全サラブレットの中でアメリカ系の比率が高まってますます短距離にしか対応できない馬が増えつつあるのに、こんなことでいいのか不安になる。香港みたいになれとは言わないが、血統を無視した既存のレース体系に縛られるのはそろそろ止めにしたほうが良いと思うのだが。