京成杯　またもワイドのみか

愛知杯で惨敗したから京成杯は狙っていったがなぜか三連複でこの目だけ引いていないという悲劇で結局ワイド2点のみ。黒字にはなったが自分の馬券下手にあきれるばかり。

正月を越して今年も新種牡馬のニュースが増えた。ただし、みんなサンデーの孫ばかりで驚く。今年はキョウヘイのようにサンデーの3×3が流行しそうだが、近親交配は良いことばかりではないのでほどほどで収まってほしいものだ。フランスでブーザック血統が行き詰まりトゥールビヨンの3×3があたり前になり最後には2×2まで行ってしまったことがあったが、この辺での近親交配が今のヘロド系絶滅寸前に追い込んだ原因になっているのは否定できないだけに日本でもサンデー系の衰退は近親交配にあり等と後世に汚名を残さないようにしてほしい。

今のところ期待はアジアエクスプレスだろうか。ノーザンダンサー以外に主流血脈が一切入っていないという徹底したアウトクロスであのスピードは絶対の買い。しかもダートも早熟性も備えていて絶対に元は取れる血統だけに大人気種牡馬は間違いないだろう。

新種牡馬ではないが、隠れた地方の名種牡馬であるフィガロの後継としてアンパサンドがサンシャイン牧場で種牡馬入りしたのが一昨年。毎年5頭ずつの種付けだが、このサンシャイン牧場では同じような扱いから一流種牡馬に出世したサンシャインボーイのような馬が出ているように、種牡馬の育て方が非常に達者な牧場なので、アンパサンドもおそらくフィガロ級の成功は十分にあり得る。フィガロ以上に芝に対応できそうな馬でもあるし産駒が楽しみだ。ブロケードの血脈からの発展に期待したい。
アストニシメント系初の成功種牡馬になれるか、注目。