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2017/02/12 20:55
サトノクラウンで思い出した、ラウンドテーブル系の覚醒。
ラウンドテーブル系と言えば突然の覚醒をした馬がその後(G1)レースを勝ちまくるので有名な血統だった。ジャパンカップで最初に連対した日本馬であるキョウエイプロミスや秋の天皇賞馬レッツゴーターキンなどがこの系統直系の著名な活躍馬。
突然の覚醒とはいきなりのレコード勝ちのことで、本当に強くなったラウンドテーブル系の馬は必ずレコード級の早いタイムで勝ち上がって覚醒を教えてくれたものだ。アメリカでは特にこの傾向が顕著でダートでボロ負けしていた馬がターフに切り替えると途端にレコード勝ちしてしまうことから様々な書籍にこの特徴が書かれていた。
レッツゴーターキンを最後にラウンドテーブルの直系は日本では絶えてしまったが、やはりこれだけの大種牡馬になると母系からでも強い影響力を伝えるのがわかる。
日本では一時ブームになったカーリアンの子供たちがその典型でこの血を受け継いだ馬たちもレコード勝ちが覚醒の目印になった馬が多く出ておいしい馬券を取らせてくれた。
カーリアンの直系シンコウラブリイやダイワカーリアン、フサイチコンコルドなど優駿や、母系を通してのタイキシャトルとメイショウボーラー等その子孫たちもこの傾向が受け継がれていて、一番近いところではストレイトガールがこの覚醒パターンをはっきり見せてくれた馬だった(シルクロードSでレースレコード後覚醒)。
今回のサトノクラウンも前走の香港ヴァースのタイムが国際格付け取得後のレースレコードだった。
サトノクラウンがアーティアスの影響が強い如何にもラウンドテーブル系らしい馬ということに気が付いていたので、前走の香港がこの馬の覚醒であることに気づけていた。
今回絞りすぎて馬券は取れなかったが、この勝利が馬場と2着に牝馬が突っ込んでこれたようなレースの綾による結果と思われているのなら、きっと次走のサトノクラウンは人気を被らずに出走できるはず。
そしておそらくよほど適性外の距離でない限りは勝ち切ってしまうはずだから、次走はおそらく絶好の狙い目になるはず。次走は指数云々を問わずに本命を打つことになるだろう。しばらくは追いかけておいしい馬券にありつきたい。