大井金杯　指数で悩む

指数を出そうとしてハタと気づいたのはまだ２６００に変更になって3回目であること。
実質的には全く別の重賞が始まったに等しいのに、ここ2回が止む無く２０００時のデータ流用でも何とかなってしまっていることに対しての戸惑いでもある。

この理由は南関東競馬に留まらず、日本競馬自体の長距離重賞軽視の風潮のためで、いつの間にやらこの金杯が日本におけるダート最長距離重賞になってしまっている現実とそのためのステップレースが２０００までしか無いこと。

このために4年前までの２０００の距離だった時代のデータがほとんどそのまま流用しても問題ないと判断した。そのうえで過去2回分を重視することにした。

今年もデータ流用を決めて、さらに気づいたのは今年の目玉である新規転厩のオリオンザジャパンのデータをどう扱うべきかということだった。
ダートについては距離、周回方向、コーナーの数などデータを細かく分けて適性値を出しているが、中央では２１００の距離でも実質1000万下までしかレースがなく、準オープンやオープンの競争は原則２０００まで、しかも格が上がるオープンでは実質１９００までしかレースをしていない。そのため全く長距離適性についてデータがでない。

コーナー数などを考慮したうえで参考的指数を出して、それをみてこの馬だけ別に判断することになりそうだ。