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2014/03/30 11:25
ドバイで見せたサンデーサイレンス系の強さ、日本のポストサンデーサイレンスの弱さ。
今年のドバイ、勝った日本馬2頭はサンデーの直系。中でも現役時代から海外遠征をしていたディープインパクトとハーツクライの子が強いレースで世界に日本馬の強さを見せた。
だが、そのサンデー系の寡占状態に押し出されて日本のトップ級に居座るキングカメハメハや同じくサンデー系との配合でのみ存在価値を見出されてシャダイファームにいるローエングリンの子供たちは、まるで力及ばずの完敗。
タペタの馬場が合わない等の言い訳は通用しない。程度の差はあれども、ヨーロッパの馬達はこなしているのだ。ダート馬だからと言う言い訳はベルシャザールが負けたことで反論にはならない。
このレースからも、明らかに血統的な能力が劣る系統が勝てる日本の競馬は既に「ターンツウの悲劇」に突入しているのだろう。
土曜日に今年のディープインパクト産駒期待のラングレーが勝てそうで勝てないことを見てそう感じる。
皮肉なことにその毎日杯を勝ったのがディープインパクトの駄目な全兄のブラックタイドの子供であることは最高の皮肉だ。
いったいポストサンデーサイレンスはなんなのだろう。どうやらミスタープロスペクターでは無いようだが、曖昧模糊として見えてこない。