東京湾カップ、出てきたぞナイトバロンが前売り1番人気

前走羽田盃で取消、暮れの全日本2歳優駿で取消と取消が2回も続いているのに前売り1番人気。
ファンは平和賞のあの勝ちっぷりを忘れていない。
ファイトを打ち負かした平和賞は凄かったし、その後ファイトが3歳重賞路線でしぶとく活躍していることが、ますますナイトバロンを不運な実力馬として持ち上げている。

だが、2回も使いたいレースを使えない程の頓挫をした馬が、実質半年ぶりのレースで勝てるものだろうか？
冷静に考えるとそれは無理だろう。まずは完走をして東京ダービーに間に合う着順を目指すのが普通。でも、2着までの優先枠に入れるのかも疑問。あくまでも押さえが妥当。

ツルマルブルースが2番人気。ファンは新しい上がり馬を買うのだなあ。確かに1回おきに勝っている戦績も気になるが、前走のクラウンカップの3着はあくまでも大駆。無欲がはまったレース。2回続けて出来れば実力だろう、今回はあくまで試金石。

サーモピレーとパンパカパーティが3.4番人気。これは当日の気配を見てからということでしょう。もうダービーは出走当確だし、本当にヤリなのか見極めてからと。

5番人気にまだ底を見せていないノーキディング。前走ブルーバードカップで2番手付けからの正攻法で圧勝。当然の評価でしょう。私も船橋実績と先行力を備えたこの馬は買いますから。

7番人気のドミヌスまでが馬券圏内と思います。ドミヌスは前走スタート出遅れで最後方からの競馬。バックストレッチで一気に4番手まで上がっていったのにバタバタにならず2着まで差を詰めたのは凄いレースだった。でもその前にドバイエキスプレスに逆の立場でやられているわけで、着差を見ればノーキディングを逆転するのは難しいでしょう。

今のところはノーキディングからワイドで流すつもりですが、サーモピレーとパンパカパーティの仕上がり次第では穴狙いでドミヌスとの2頭軸の3連複も買うかも。