プリンシパルS、もう1年が経つのか

去年サムソンズプライドで取ったプリンシパルSから早くも1年。その後の出世が止まったプライドの二の舞はしないように皆頑張って欲しい。

ここも1戦1勝のマリーナベイや新馬勝ちの後特別惨敗からの巻き返しを期すアカノジュウハチ、シングンジョーカーなどトライアルにふさわしいヤル気マンマンのメンツが揃って楽しみな一戦。

血統ファンならオセアニア限定の超良血マリーナベイを無視できない。
かつてオセアニアの巨星として世界にその名を轟かせたサートリストラム系の生き残り。ラウンドテーブルが入ってしまうとダートに対応できないことを教えてくれた系統で、輸出された先ではまるで駄目だった上にシャトル種牡馬の流行で本国でもあっという間に淘汰された希少な血統になってしまった。
でもオセアニアのタフネスと粘りのあるスピートを伝える重要な血筋でこのまま絶滅させるのはもったいない。良くぞ輸入してくれた。ぜひ種牡馬になってほしいので応援も兼ねて心の本命。単勝も買う。

馬券の本命はベルキャニオンでしょうがない。皐月賞でも見せ場があった馬で調教も本気でここ勝ちに来てるのがアリアリ。逆らってもしょうがない。

2番手はキネオペガサス。2連勝した初めてのコンデュイット産駒。ものすごい晩生の血統だけにこの時期に2連勝はよほどの大物か、さもなければ中途半端な早熟。ここは前者であることに賭ける。

3番手にワードイズボンド。前走京都新聞杯でも人気のガリバルディを破った金星。ここは減量騎手から手替わりしての試金石の一戦。注目してます。

4番手がマリーナベイで、なぜか人気先行のファーガソンは買わない。

馬券はワイドＢｏｘとマリーナの単勝。