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2014/06/01 02:14

シンボリクリスエス×マンハッタンカフェの配合について ショウナンラグーン

今まで5頭だけしか競馬場で走っていない配合で中央で走ったのは他に1頭だけ。全くデータがないに等しい。この組み合わせは社台ではタブーになっているのだろうか。余りに不自然なほど数が少ない上に社台の生産馬は1頭しかいない。

シンボリクリスエスの相手はアメリカ血脈ばかり。

シンボリクリスエス産駒は1100頭もいるのに一番賞金を稼いだ母方ヨーロッパ血脈の馬はアプレザンレーヴショウナンラグーンと同じく青葉賞(G2)を勝ってダービー5着に負けた。しかも母はレーヴドスカー。社台でも札付き問題ありの良血だ。

これ以外にシンボリクリスエス産駒で母方ヨーロッパ血脈馬の重賞制覇はない。サンデーサイレンスで割った馬はヨーロッパ血脈に含めていない。

ショウナンラグーンは在来牝系(牝祖デヴオーニアはアメリカ産)だが、それから延々と6代に渡ってヨーロッパ血脈を受けた種牡馬を付けられただけにほとんどヨーロッパ血脈とイコールに見ていいとおもう。

マンハッタンカフェがドイツ血脈が強い馬だということはステイヤーそのものの成績で証明されている。産駒もおよそサンデー系とは思えない成績で強い馬はステイヤー、気性が脆い馬はスピード系になる。社台でも近頃は重視されていないのがあからさまに判る。

だからこそ、こんな組み合わせを試すのがレイクヴィラファームのような牧場なのだろう。資本関係がどうなのかは知らないがメジロ牧場の後を継いでいる牧場という一般認識だから、社台のメイン4牧場とは違う生産ができる(押し付ける)ということなのだろう。

それでも社台のマーケット重視の配合では決してやらない配合で大物が出てきてくれることは血統ファンとしては嬉しい限りである。可能性の追求より資本の論理が幅を利かす競馬からはロマンに溢れた名馬は産まれない。そのことをダービーの場で証明してほしい。

本当に人々を感動させるのは、偶然の産物の偶然の集積からしか産まれない。
人間の浅ましい計算がまとわりついたような配合にはあきあきしているのだ。

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