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2014/06/03 11:11
岩手ダービーを見て 新しい流れの胎動を感じた。
2歳の時からこれだけ長くライバル関係を続けることになるとは誰もおもわなかったであろうライズラインとラブバレット。今回は大きく差がついた。
だが今回は両馬の血統的距離適性が大きく出ていて余り参考にならない。
2400以上で日本最強レベルの血統であるグラスワンダー直系のライズラインとマイルの軽いスピードレースを得意にする血(アフリート、ディクタス)の影響が強いラブバレットが日本一実力差の出やすい盛岡のダートコース1周2000mでは明らかに前者が有利。1600mならまだまだ実力は拮抗しているだろう。
さらに今回2着のシグラップロードが3歳を迎えてから、前記2頭と確実に差を詰めていることも明白な事実。アグネスデジタル産駒だけに、ここに来ての急成長は今後両頭と並んで3強の時代になるだろうことを予感させる。
子供の頃見た伝説のTTG世代を思い起こさせるようだ。
2歳(旧3歳)デビューからひたすら勝ち続けたテンポイント。
同様だが馬体の完成が遅れて3歳(旧4歳)1月からデビューして一気に連勝で頂点に昇ったトウショウボーイ。
期待の高さなら両馬に負けない程有名であったのに、余りに仕上がりが遅くて菊花賞の頃には忘れられてしまっていた良血であったグリーングラス。
こんな個性の違う3頭は血統もまるで違うのにも関わらず、3頭だけが勝ち続ける競馬が続くことで時代を作った。
今の岩手もこの3強の時代が長く続くことで伝説の時代を作れるかもしれない。
そのためには今流行の距離適性重視の勝てるレース選択という悪しき収支勘定優先主義から抜け出した新しい価値観を示すことが重要になるが、主催者達にその考えがあるのか。
関係者に岩手競馬の未来を見据えた配慮をしてほしいものだ。
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