関東オークスよりも前に帝王賞の登録表を見る

やはり関東オークスとは扱いが違う。春のダート王決定戦帝王賞は登録表から一大ニュースなのだ。暮れの東京大賞典と並び、今や日本一決定戦の感すらある。

前哨戦のかしわ記念をありえないほど強い勝ち方をしたコパノリッキーが登録。当然出てくるのだろうが、果たして距離2000ｍであの強さを出せるのかが問題だ。
何しろ2000は始めての距離。1870までは確かに勝っているが1600での強さが格別なだけに、ひょっとしたら完璧マイラーの可能性もある。
兵庫で1870ｍを完勝した時は相手が弱かった上に今度とはコースが違う。大箱の大井でハイペースの2000ｍに脚を無くして取りこぼしの可能性は充分にある。

それでも今回他の馬が大分年齢が上なだけに、ファンとしてはまだ４歳の大物に長期政権の期待をかけたいところだ。マイル戦以上の強いレースで勝つ雄姿が見たいものである。